二度の銃声が告げた 。。 占領ニッポン「第二の敗戦」

霞ヶ関 永田町方向では 議員会館 内閣府 各省庁 破棄隠蔽シュレッダーが昼夜を問わず 猛烈に稼働しているとのこと 。。/笑。 ・ わたしたちは1945年の夏とほぼ同じ状況にいる そうとは考えない あるいは気付かない人が 狡猾さと卑怯度をさらに増しているヌ…

当然のことながら 自然に悪意はないが善意もない。。

いまこれを書いている AirMacを載せたデスク「老荘机」背後に とりわけ重要な本や読みかけの本が 並ぶ 少し低い書架がある 。。 何冊かの『井筒俊彦英文翻訳コレクション』 『井筒俊彦文庫目録 アラビア語・ペルシア語図書の部』 『井筒俊彦文庫目録 和漢書…

飢餓とともに寒い寒い冬が待っている 。。 

スーパーマーケットの雑誌コーナーで 普段あまり手にしない『週刊新潮』 連載「生き抜くヒント」立ち読みする。。 五木寛之は平壌において13歳で敗戦を迎えた 朝鮮からの引揚者だから さすが油断しないし目の付け所がちがう 彼はソ連邦崩壊時のモスクワもハ…

「疾風怒濤」と「飢餓」が世界を襲う 。。

アメリカに次ぐ農産物輸出国オランダで 農民一揆が起きている 。。 トラクタなどを使い 高速道路や空港を閉鎖する 農民暴動の背景には オランダ政府が動物の呼気を有害だとする 強引な「窒素排出規制」がある 高速道路上では警官隊が拳銃を発射したとの報道…

選挙の結果に関わらず 食糧暴動の準備を 。。

オウム真理教が現役だった頃 すでにこの国は 30年前から より正確には2000年前後に 森喜朗が内閣総理大臣を簒奪して以降 不思議なことに 麻原彰晃と安倍晋三麻生太郎その他がすり替わって 全体が巨大詐欺宗教国家「上九一色村ニッポン」になった 。。 上九一…

やはり属国 :: 植民地では「正直な子ども」は育たない

「ニホン」は真っ当な精神を持った人間なら 誰がどう見ても イスラエルと英国を含む アメリカ的なるもの ジュー/アングロサクソン帝国主義の 完璧な植民地であり 完全な属国である ところが ほとんどのヌポン人はソレに気づかないフリをする/笑。 「日本とア…

Max von Schuler-小林「最新情報」に拠れば 。。

アメリカはおかしい 現在のアメリカ合衆国は本当にオカシイを はるかに通りすぎ 奇怪で奇妙で不可解な 「事件」が頻発している アメリカの大きな食糧倉庫や流通機関 各種の食物工場で 原因不明の爆発や大火災が頻繁に起きていることは 世界の飢饉や飢餓 食品…

承前 : 来るべき合衆国「自滅内戦」を大いに歓迎する

さてアメリカ合衆国をめぐる状況は あらゆる意味で マスマス「芳しくなっている」/笑。 これはキナ臭いという意味と 「理想的な方向に進んでいる」 二点を含意した 慶賀すべき祝祭的語彙だ ・ ドナルド がテキサスで歴史的な名言を吐いた 「銃を持った悪人を…

Godot あるいは「第二次南北戦争」を待ちながら 。。    

「まさか」と 信じられない人も多いだろうが 2020年代に入ってアメリカでは 世界初のセキュリティ企業である ピンカートン探偵社の時代に戻ったような 列車強盗が多発している アメリカ最大の貨物鉄道会社ユニオンパシフィック鉄道は カリフォルニア州 だけ…

2022年に 浅野内匠頭長矩「松の廊下」を幻視する 。。

プーチン/ロシアが 100%邪悪な加害者であり ゼレンスキー/ウクライナが 100%善良な被害者であるかのような 陋劣かつ怯懦稚拙なプロパガンダ言辞を見るたび 思い出す言葉がある 。。 『法句経/ダンマパダ』「第17章 怒り」228段 《 ただ謗られるだけの人、ま…

こんな言葉しかない 。。「Sauve qui peut. 」

たとえば シベリアでも 北米カリフォルニアでも 西オーストラリアでも 場所により50度を超える 熱波とともに 各地で干魃被害 恒常的に大規模な山火事も起きているが 消火のメドはほとんど立たず どこも基本的には自然鎮火を待つだけ パキスタンでは灼熱で溶…

簡素な樂園で合歓樹を眺め乍ら 。。

戦争に反対する理由を問われて 「戦争は本を焼くから いけない」 そう簡潔に言い切ったのが W.ブレイクとダンテ研究者で和紙研究家 柳宗悦の親しい友人でもある 書誌学者の寿岳文章だった いま この国にこれほど深く屹立した言葉を サラッと吐ける知識人がひ…

内戦の拡大 世界規模の飢餓  飜ってSmall pressに就て

頼んであった『小島武 イラストブック』三冊と 『平野甲賀と 2』horo booksから届く 。。 horo books は平野公子さんと吉良幸子さん お二人で作っている 超スモールプレスで 発行部数はそれぞれ100部から700部 しかも バックヤードがないので増刷しないとい…

この惑星で寄生獣が繰り拡げる滑稽な惨劇 に関して。。

現在ウクライナ周辺で起きている 大規模な殺戮戦闘行為を複雑な「内戦」だと 考える根拠を述べよう。。 現在戦闘行為を担っている若いロシア兵と ウクライナ兵の多くはソ連邦崩壊後に生まれた新世代だ しかし 1952年生まれのロシア大統領プーチン 1978年生ま…

簡素なparadise 雑木林と沈黙の春 。。

そろそろ電話連絡しようかと思っていた ゴツい手をしたアラフォー庭師のケンちゃんが 不意に軽トラで真っ黒い顔を出してくれた 三方を塀で囲まれた40坪ほどの「樂園」は 現在 造園中である 家人は『白井晟一の眼』にあったという 金木犀をはじめ 白山吹など …

カーボンホイール 中核派議長とアマゾン労組 。。

意識なく YouTubeで Ferrari 488 pista タイヤ交換を眺めてしまった 車用「カーボンホイール」にこれまで無知だったので 全体をなんとなく面白く観てしまった マグネシウムホイールやアルミ鍛造ホイールが 安く感じるほど 高価でしかも傷つきやすいため 持ち…

高橋国光の訃報に接し 往時と今を広義に内観する

先週 河原温のことを調べていて偶然にも 先月なかばに 高橋国光が亡くなっていたことをイキナリ知った 60年前のかれは マイク ヘイルウッド ジム レッドマンと並ぶ 10歳 11歳 12歳 だった ぼくの重要なヒーローだった 本田宗一郎とともに二輪レース時代の英…

虚無の愉快 : きわめて私的な ON KAWARA 論

今年になって立て続けに三冊 河原温の本を手に入れてご機嫌である/笑。 一冊は昨年11月 Dia Art Foundation から 出たばかりの『Artists on On Kawara 』 やや小型だが「濃紺」を白文字で抜いて 河原を代表する作品 Today を否応なく連想させる造本 絶妙に「…

人間/人類中心主義からの脱却こそ 

去年7月 最期にここで書いたのは『備忘録としての購書記録 王澍/Wang Shu 』だった チューリッヒ版『WANG SHU IMAGINING THE HOUSE 』 物質として とても気に入り 今でも desk/老荘机から見える所に置いてある そういえば 今年のプリッカー賞は ブルキナファ…

彌生三月(冬枯れの)雑木林に降り積む湿雪を眺めつ 。。                    

とても久しぶりだけど書くのはやはり本のことです 先日 光村図書『福田平八郎 作品と素描』全二巻が届いた 1982年に95,000円で出た文字通りの圧巻圧冊が 輸送箱も付いたミント状態で6,000円を少し超える程度 消費税も送料も込みで この値段 さすがに注文を控…

王澍 / Wang Shu  備忘録としての購書記録 その他。。

王澍『家をつくる』みすず書房 読み終える。。誰にでも簡単に楽しく読める類の本ではない 現代中国と現代美術に一定の素養があり 都市と建築の巨大化や高層化と Gentrification 等に 継続した関心をもち さらに老荘思想を含む中国5000年の歴史と「脳内園林」…

白い本ばかり購入する日々である/笑。         

きのうAmazonから吉田裕『持たざる者たちの文学史:帝国と群衆の近代』月曜社が届いた MARUZENには入荷しないので止むを得ず密林に注文。。月曜社小林さんが「ウラゲツ」に こう書いていた《 弊社は初版1000部以下の本がざらにあるから。。》どう考えても本…

谷川雁『無/プラズマの造形』をフタタビ入手する 。。

八木俊樹が海賊的私家版として編集した 「紙とインクの宝石」 それは 通常の稀覯書を超え 最終的に 著作権者 谷川雁の許諾が得られなかったため 刊行前にほとんどが 廃棄されたと「伝説」される 幻がつくズシンと重い 稀覯の書 『無の造形』をまた買ってしま…

『世界をきちんとあじわうための本』『古布』『北欧器』

自分がすでに林住期にあると 自覚して久しい ぼくは 本にしても美しいもの 置いてあるだけ 眺めるだけで こころが慰められ 励まされるるものしか 欲しくない これはわがままではない 美意識と神経や精神 遺り少ない時間 たちを護るための叡智だ さて 先日の…

『文化は人を窒息させる/デュビュッフェ式〈反文化宣言〉』

『文化は人を窒息させる』杉村昌昭=訳 人文書院 ジャン・デュビュッフェ初の邦訳書だという 裏側の帯にあった文章を引用しておこう 《 本書は一九六〇年代ラディカリズムの極致を体現する「文化革命宣言」である 支配的文化の強度が極限にまで高まり、社会…

中西夏之と瀧口修造 會津八一 とZAHA HADID の本 。。

時系列に逆らって一昨日のことから 。。 瀧口修造『近代芸術』1962年刊と 中西夏之さんの繊細な『エニアグラムⅣ』 ふたつが 同じ日に届いた これは偶然ではありません 『日本の古本屋』で「中西夏之宛献呈署名入り」 とだけ書かれた 美術選書『近代芸術』 馬…

Steidl のHPを覗いたら“ Thank you Robert ”とあった 。。

とうとうこの日が来てしまった なんとも言えない ソフトで緩やかな衝撃が ある 《 Thank you Robert – for teaching us how to look, and how to see. "Hold still – keep going" Robert Frank 1924 - 2019 》 C.G.ユング アルベルト・ジャコメッティ ル・コ…

ジョンレノンのサイケデリックな Phantom V

パラゴン社製の1/18スケール Rolls-Royce Phantom V ズシッと落掌 。。 いつ頃から欲しかったのか 憶えていないほど 昔から いつか手に入れるつもりだった 。。 レノンは 1965年型ファントムⅤを二台もっていた 一台目はブラック ペイント 1965年10月のMBE勲…

   要助さんも 。。

ながいあいだ療養生活をおくっていた 河村要助さんの訃報が とうとう 届いた 。。 いちばんのショックは死因が 「老衰」とあったこと 要助さんは75歳 戦後まもなくならいざ知らず いまどき75歳で老衰って 。。。 あの独特に尖がって 厭人的で 気難しいダンデ…

   笑う霊柩車の頌歌 。。

凍てついた無人の街路を救急車がはしる 払暁の街を救急車がはしる 「ミギへ曲がります ご注意ください ミギへ曲がります ご注意ください」 やがて街は緩慢に目醒め うろつき回る貨物車が吼える 「バックします ご注意ください バックします ご注意ください」…