2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧
《敷石を剥げ。そこは海だ。》 古いひとなら68年の五月革命を思い浮かべるだろう地下鉄構内の広告に描かれた「落書き」の数々。 パリは再び暑い夏を迎えるのか。注目したい。 「ル・モンド・ディプロマティーク/日本語・電子版]の[反広告運動を絡め取るシ…
昨年の秋、巴里の地下鉄構内の広告は300人ほどの組織された活動家たちによって「落書き」を施された。2003年10月17日のことだ。 更に第二波が11月28日に、今度は1000人もの若者によって行われ、待ちかまえていた警察によって大量の逮捕者を出している。 しか…
「五月革命」のポスターは美術学校を占拠した若い学生アーチストを中心に作られたが、有名なアーチストたちも多数参加していた。 アトリエ・ポピュレールと呼ばれた無名性を重視した工房では単独の力ではなく、匿名/合作の可能性が追求されていた。 一日あた…
【反広告】運動の先駆型として五月革命下のパリ、美術学校のアトリエで連日作られ毎日街頭に貼られていったポスターを「地下鉄STOPUB」の参考に ご覧下さい。 ↓あの時代から36年が経った・・・・ ・
永遠の少年とは、自らの深部に老人を棲まわせている者のことだ。或いは幼児を。 澄んだ眼の老人と聡明な瞳の幼児。 嬰児と老人がとてもよく似ていることに気づいたことはないだろうか。 落ち葉の間から実生の芽が伸びる。 総ては巡っていることの証が此処に…