2002-08-01から1ヶ月間の記事一覧
TシャツといえばHanesだけど 総てのヘインズ Tシャツが 中国工場で作られるようになって 何年か経つ。 別に中国は嫌いじゃないけど 中国製のヘインズは着たくない。 だからMade in U.S.A.の奴を 自分用にストックした。 クルーネックもVネックも ある。 殆ど…
1964・3・20印刷・発行 発行者も武満徹 成城の自宅住所と電話番号 が奥付に書かれている。 私家版で限定500部。 18センチ四方の楚々として 爽やかな造りの本だ。 滝口修造が巻頭に 「夢から」 という短い序を捧げ 扉には 杉浦康平とのコラボレーション 「G-…
1969年10月31日に初版発行。 何処か仏蘭西装を想わせる 瀟洒なホワイト紙の本体に 表紙の文字は青色と緑色を 極シンプルに用いている。 函はサム・フランシスの絵 に似た紺系アブストラクト 吉中道夫が描いた画の上に 【L'offrande au neant】 〈虚無への供…
光琳社が倒産して ブックオフに大量の本が流れた これもその一つ。 そして現代美術家/宮島の作品/本と BOOK OFFの組み合わせが 何とも現代日本的で シュールレアル (笑)。 現代美術センターCCA北九州 の発行で2800円もする 美しい装幀の 函入り本 なのに 2…
スクルフは100年をこえる歴史を持つ スウェーデンの小さな硝子噐メーカー。 今でも職人さん達がハンドメイドしている。 20年前からは 極めて才能のあるDESIGNER インゲヤード・ローマン がデザインしている。 完璧なバランス と 究極のシンプル まさに男のデ…
1958年の初代モデルc100以来 今も生産が続いている スーパーカブは 20世紀の日本を 象徴し代表する 工業製品だ。 やがて半世紀/3000万台にも届こうとする カブの歴史の中で 一瞬だけ 奇跡のような 車種が市販された 昭和のまだ30年代 37年に出たCR110 嘘のよ…
史上 最も美しい二輪車は ヴィンセントHRDブラックシャドゥ/1949 であると これまで考えてきた。 処がこの画像を見て 考えを変えた。 保安部品もなくシートも薄い。 ブラックライトニング! 是をもって世界一とする。 ヴィンセント社の製品は それぞれ名前が…
マン島TTレースでホンダが 日章旗を揚げて 日本でも 多くの少年が 大人より熱狂的な MOTORCYCLE FANに なった。 その癖は今でも抜けない。 そして記憶という奴は 決して薄れたりしない 寧ろ 時間により周辺/知識を巻き込んで 美化され 強化される。 だから …
朝霧の中トーマス・エドワード・ロレンスは ブラフシューペリアを高速で走らせていた。 と、牛乳配達の自転車の姿が。 彼は緊急回避した。 それには自己犠牲をともなった。 スピードと危険の感覚がなければ 生きられなかった 英雄の 最期。 モーターサイクル…
70年代半ばを 鮮やかに彩ったスーパーグループ 餓鬼の聴かないRock 親爺の聴かないJazz 莫迦の聴かないFusion。 呼び方はどうでもよかった。 コーネル・デュプリーや リチャード・ティーの ソロ・アルバムを含めて あの季節 彼らのLPを 繰り返し 繰り返しタ…
堀内さんが亡くなって もう15年になることに 気がついた。 不思議な人だったから 死んだなんて 今も ホントは信じちゃいない。 あれは福音館から出た 『絵本の世界・110人のイラストレーター』 を堀内さんが編集している頃だったから 1983年。 「ねぇ、どう…
カシオの腕時計をして ダイエット・コークを飲む ウォズの前には PowerbookG4Titanium。 外付けプロマウス。 壁にはウッドストックのパネルが。 結構よく働くんだよね。Wozって。 ときどき犬も登場します。 お楽しみに。
手元に2冊の赤い小さな本がある。『毛主席語録』と『プロレタリア文化大革命の重要文献集』。 聖書を超えて50億冊とも云われる巨大な数が印刷された冊子だが今は中国ですらコレクターズアイテムになっているようだ。 ゴダールが67年に制作した[中国女]で…
この本は 写真はグラビア印刷で 文字は活版 つまり2度刷り 外函にいたっては グラビアの4色刷を 校正機で一枚ずつ 手刷りしている。 何という優雅さ! 戦後に生まれた書籍の中で 僕は最も美しいほんの一つだと思う。 大判のソフトカバーに 函を付ける 美意…
1931年、柳宗悦によって創刊され 15年戦争と重なりながら出され続けた 世界出版史上に残る雑誌。 総てが和紙に印刷され、 表紙は基本的に版画/漆絵/手織り布等の技法が用いられ 本自体が工藝品であった。 1951年刊の120号をもって終巻。 最終号の後記を 歌手…
遂に合衆国空軍とボーイング社は 非人間的にして無人格的 戦闘機を開発した。 2008年には実戦投入されるだろう。 【最新のCNN/ロイターに拠れば 米国防総省は次世代の無人爆撃機Xー45Bの開発を早急に進めるため 4億6千万ドルでボーイング社と契約したと発表…