2018-01-01から1年間の記事一覧

『沖縄風物』『饒舌抄』 and MEZCAL s !!

MEZCALコレクションが40本を超えた しかもその大半が TOBALA や TEPEXTATE など 稀少な野生種 高山種だから 少しは威張れる蒐集になったと思う 現在パリのメスカルバーでさえ 揃えている本数は50〜60本というのだから 極東の個人コレクションとしては かなり…

『平等院大観』・ナイジェル・ピーク・『陶磁器の美』

三〇年来欲しかった 岩波書店『平等院大観』が届いた 全三巻 威風堂々にして瀟洒荘厳 輸送箱も含め完璧な状態!!! 1987年から1992年にかけ配本 刊行時の価格は一冊三万円以上である 。。 それが何と ヤフオク競合者四人いたものの わずか3,700円で落札 税…

『逆説の對位法 八木俊樹全文集』 。。

三日ほど前 「Amazon 」や「ヤフオク!」etc. フラフラ遊んでて フウッと思い立って 「日本の古本屋」で 八木俊樹を検索すると Bingo !! なんとナント 『逆説の對位法 八木俊樹全文集』が 二冊もある!!! 高い方が箱なしで 廉い方が美品だと 迷わず 天牛書…

『思想』のない夏の街にて 。。

あまりの熱さに 岩波書店の雑誌『思想』7月号 「ヴァルター・ベンヤミン」特集 買う気になっていた ところが 丸善にも 置いてナイ 『世界』は何冊もあったが 『思想』はナイ 。。 そんなものサ 自嘲しながら 代用の代役のエキストラとして パンフ・PR誌コー…

残念ながら、世界には、僅かな知性と、、、。

五月にネット中継で見た 第71回カンヌ国際映画祭における ジャン=リュック・ゴダールのスマホによる会見邦訳が 『週刊読書人ウェブ』にアップされつつある 翻訳は久保宏樹さん 週刊読書人と久保宏樹氏に感謝します 45分間のインタヴューのごく最初部にあ…

Mai/68  五月革命から五〇年 。。 古く熱い乱気流として

あらゆる新技術は 「戦争」によって育まれてきた 。。 火薬 馬車 戦車 蒸気帆船 潜水艦 無線機 レーダー 航空機 兵員 傷病兵搬送用車輌 松葉杖 鎮痛剤 麻酔薬 覚醒剤 文庫版の原型 兵隊文庫 点滴 外科手術 ストレッチャー すべての映像技術 繊維技術 原爆 水…

古着の愉しみ その他 。。。

本格的な夏をまえにして ハーフパンツというか半ズボンを 複数捕捉する 相変わらずGRAMICCIばかり 米国製グラミチは もう古着でしか手に入らない いまさら 気取ったセレクト屋に行く気もない したがって ヤフオク!が主戦場 / 笑。 昨年購入した 100%HEMPグラ…

『RECENT STILL LIFE』&『HOME MADE PRINTS』

今度の苫屋 玄関ホールが二階への階段室も兼ねているので ちょっとした空間がある そこにも ようやく額が吊れた 玄関正面にはホックニー 『Lemons & Oranges ,May 1986』 階段横 李朝薬箪笥上にはジャスパー・ジョーンズ 『RECENT STILL LIFE』1966 裸電球の…

  温泉水特急とアインシュタイン

冠雪した庭の樹に ひよどりが来て なにかつついてる 雪があっても彌生三月 もう春だ 引越は無事おわり 丸一日の空白だけで 高速化した無線LANも開通した 嬉しいほど 本気ではやい 安心安堵して コズミックサーフィン(温泉沐浴) を兼ねて ミネラルウォータ…

「終焉」を待ちながら 。。  グローバルな悲喜劇として

ここ数ヶ月 晦冥・奸凶に唾を吐きかけるような 「過激な本」に打ち込んでいる ウェンディ・ブラウン 『いかにして民主主義は失われていくのか:新自由主義の見えざる攻撃』 あたりからだろうか フランコ・ベラルディ 『大量殺人のダークヒーロー:なぜ若者は…

砂漠と杜 あるいは 森のなかの図書館 。。

ウレシクもアリガタイことに たとえ 引越しの只中であっても 図書館にリクエストしている資料 (「資料」は図書館用語) 準備できたと電話がくる 現在の陋屋から 中央図書館まで自転車で15分 受け取った本は ヘイドン・ホワイト『実用的な過去』上村忠男 …

T.S. エリオットの詩のある空間  終の棲家へと移動 する

いま サミュエル・ベケット読みながら 三ヶ月に及ぶ 近距離大移動の真只中 先月28日に第一回目 今月25日には第二回を予定 それぞれ 引越のサカイが活躍 (特に貴重な本や繊細なアートピースは 直線距離にして約2Km 道なりで3000mほどを 六段変速のママチ…