2007-01-01から1年間の記事一覧
これは珍しい なんとディランによる本当の「紙芝居」。 ただし アンデルセンの「絵のない絵本」にも似て 文字だけの紙芝居。 それにしても 今見ても いや 今だからこそか 本当に唸るほど クリエィティヴ! 歌と言葉 そして視覚の間にある 本質的な【何かに …
Cai Guo-Qiang さはあれど 金くさき 祖国 燃やせよ 蔡國強
先日 亡くなった観世榮夫さんの自伝 『華より幽へ』を読んでいると こんな一節があった。 《 世阿弥は初心の大切さを説いている。初心は未熟さと同義語で、芸に完成はなく、いい面悪い面がある。 是非の初心も時々の初心である。だから、ぼくは「老後初心」…
あさ、何気にNHKニュースをみていると 南米コロンビアのボゴタに大量の「雹/ひょう」が 降って 凍り付いた市街地と 氷に覆われたクルマの映像が映し出された。 AFP-BBのスチール写真を借りると このような惨状である。 この記事では「嵐」という言葉もつかってい…
すきとほる はかなくつよき あさがおの みずいろ むねに あすは しもつき 穢レとは 「気が枯れる」から 来た 気離(ガ)れの謂だという あるいは 晴レとは 「祓え」より 来る言葉だと ならば あさがおは「朝が翁」でも良いだろう 翁幼一如の 朝の翁媼だ 風にふるえ…
なぜか日本では「リベラル」を妙に持ち上げる傾向がある。 リベラルは「左翼」あるいは「良心的」に近いと考えているひとも多い。 人物で云えば 筑紫哲也や鳥越俊太郎とか加藤千洋とか、、 江田五月とか アルカイダ鳩山とか ←ジョークです/w 新聞紙でいえば朝日新聞と…
かつて60年代終わりから70年代初頭にかけて さまざまなバンド あるいはグループが活動していた。 ジャズやフォーク、歌謡曲ではなく ロックのお話し。 秋が深まるある朝 ふと 陳信輝の名前を思い出した。 そこで探すと映像が一つだけ見つかった。 それが こ…
たまたまYou-tubeで遊んでいて 見つけた戦後史上最高のウルトラ漫才コンビ。 【ユー&エー】です。 それにしてもユーミンがエーチャンのファンとは知らなかった/笑。 ←ハッキリ明言 おまけ。勝手すぎるムッシュに困っているユーミンが愉しい。 レトロ度131%で【…
A GOGO という言葉には独特の「魔法」がある。 少なくともぼくは その音が喚起する表象に惹かれる。 たまたま「どどいつ文庫の読書中断メモ」というブログを読んでいて 「ガイヂン・ア・ゴーゴー」という奇妙で二重三重に蠱惑的な単語を見つけ 辿り着いたの…
格好いい「ゴーゴー ゴジュウゴ!」。 もうこの段階にいたってはGAIJINに皮肉はないと考えても良さそうです。 ひとむかし前の小学生が発語していた「ガイヂン」とほぼ同じ感じでしょう。 ゴーゴー 五十五番/笑。 ゴーゴー ゴジラ ゴーゴー ゴリクジラ (ゴリラ…
(先週の)火曜九日 内視鏡による直腸から結腸、虫垂、盲腸直前までの視認検査を受けた。 午前九時に受けつけ 専用待機室で腸管洗浄液を3L飲む。 (味はスポーツドリンクに塩気を添加した感じ) 同室には一〇名。 午後からの検査は四室で三十二人が受けるという。…
ミャンマーで軍事政権の兵士による発砲/狙撃で 長井さんというフリーの映像ジャーナリストが亡くなったとき 第一報に続いた続報の 所属組織を聞いて ぼくはてっきり死亡した人物は「AFP」通信の契約記者だと思った。 しかしTVニュースを聞いているとどうも「…
退院し日常に戻れたかどうか、確かめる意味もあって ←ウソ嘘大うそ/笑。 ヴィバルディを聴きつ 朝からの酒を試す。 ふと 思う。 自分のことを 好きでも嫌いでもなく 嫌いでも好きでもないように この世界が 好きでも嫌いでもないと 認識できた。 すべてを恩…
今朝まで病院にいました。朝食はジビエ・オーベルジュより高価な病院食です/笑。 あれは18日のこと。 あまりにも長く続く暑さのためか 普段は健啖家のぼくもあまり食欲がなく ふと目にした新鮮な天然ワラサの兜が妙に美味しそうだったので 夕餉に一度やってみたか…
かつて重商主義と呼ばれる時代があった。 阿蘭陀東印度会社を初め、西欧各国が競って設立した東インド会社、あるいは西インド会社はその産物であり 国家に富と国家権益をもたらす推進装置であった。 このVOCのマークで知られる17世紀初頭の阿蘭陀東印度会社…
あなたはThe Tielman Brothers /ザ・テールマンブラザーズを知っているだろうか。 ぼくは昨日まで知らなかった/笑。 強力、キョーリョク、モーレツに強力な兄弟バンドだった。 色んな検索に倦んでふと ボサノバでも聴こうかという気になった。 チョイとした倦怠感をもて…
♪ 「人生はゲームさァ、、、、」 スローなブギにしてくれのフレーズが あたまの中でリフレインする。。。 文字として読むと松本隆の歌詞はけして好きなものではないのに 断片として きれぎれに 何度もなんどもあたまの中で 繰り返されるのは やはり松本隆の…
そういえば昨年は 永年にわたって想いつづけていた 20世紀デンマークのデザイン界を フィン・ユールやハンス・ウェグナーと並んで 牽引したともいえるあのヘニング・コッペル デザインの ルイスポールセン社製灯油ランプ/ケロシン・ランタンを 手に入れることができた…
もともと家具も食器も好きだったから 北欧の家具を中心にしたデザイナーや工房には少し詳しかったが 齢五〇を超えてロイヤル・コペンハーゲン系のデザイナーである ニルス・トーソン エレン・マルマー インゲ・リセ・コェフォードやヨルゲン・モーゲンセンと…
若い日本のおとこの「美顔術」で大きく変化したもののひとつに 眉毛カットと剃りがあるだろう。 むかしのアイドルは 眉毛が太かったし、濃かった。 ショーケン ひろみ郷 チョーさん 身空ひばり/笑。 山口富士夫 ジュリー わかものよ、薄気味わるく眉毛を剃る…
ソフィア・グバイドゥーリナの名をふと思いついたのは 朝からの酒が かなり廻ってからのことだ。 それまでは中西夏之のことを考えていた。 視ること 聴くこと 考えること それぞれは 別なのか 。。 ふたりの仕事には とても近接性がある。 (一行空き) その…
何年か前にこの建物の写真を見てから なんだか気になる スイスを本拠地とする建築家 Peter Zumthor / ピーター・ズントーの新作は ドイツに建立された ブリューダ・クラウス野外礼拝堂 素晴らしい印象の連続写真で見られます うーん、やはりズントーは面白い…
長生きはするものだ またひとつ語彙がふえた/笑。 奇妙に感じるほど大きな旗を掲げた米海軍ミサイル駆逐艦 USS Mahan の映像と記事があったので 関連して検索していたら「旗」の鄭重な*言い方として「旗旒」があった。 これは「きりゅう」と読むのだそうだ…
お騒がせ男 ダミアン・ハーストの最新作 8601個のダイアモンドを埋めた髑髏。 制作費36億円 売価120億円。 論より証拠 見てください。 こちら と こちらは参考に。
ロンドン五輪のロゴマークが不評だというCNNの記事を読み どんなモノかさっそく見にいった/笑。 デザイン料40万ポンド(約9700万円)で制作したそうだが。。。 右側にあるパラリンピックとも共通の「フィルム」は 21世紀の英国の理想と現況を困難をも…
松岡農林水産大臣が自らその死を望んだのは 多くの国民にとって さほど問題ではない。 ただ 議員宿舎の室内ドアで安直に首を吊るほど美意識も計画性もなく、 腹かッ裁くような胆力もなく 打算のみあって これほど感情に走り自制心もない脆弱な匹夫を 食と森…
気の滅入るような冷たい雨降りの五月だから死んだおとこの話でもしよう。 (ただし15歳未満のひとと死に過敏なかたにはお薦めしません) それはこの春の本屋のことだった。 ふと見るといつの間にか「ゲバラ本」が増えていることに気が付いた。 どの一冊だっ…
なんの脈絡もなく ふと タイガースの「シー・シー・シー」を聴きたくなった。 You Tube で探すが、タイガースの映像と音はあるものの 「シー・シー・シー」は見つからない。 が、「シーサイド・バウンド」も好きな楽曲だったので 聴いている。 ジュリーが歌…
「の空間」右上の広告欄をいつの間にか 「工業用内視鏡の格安販売」という 無粋をそのまま言葉にしたような Adに占領されてしまった。 多少の入れ替わりはあるものの 毎日毎回それだけは必ず残っている。 ふと気が付いた。 《そして幸か不幸か人類(わたした…
けさ三浦和義が、また万引きで捕まったとの詰まんなすぎるニュースを読んだ後 成毛滋がが3月29日に亡くなっていたという 短信が目に飛び込んできた。 嗚呼、先日 鈴木ヒロミツが死んだばかりなのに ドクター・シーゲルまで。。。 これは比較的最近のギターを…