2004-01-01から1年間の記事一覧
PC接続環境はないから信多純一の『馬琴の大夢 南総里見八犬伝の世界』のみ持参する。
昨日、死の二時間前の人間を見舞い、視る。 中山達也死去 享年41歳
讀書/蒐書/引用による航海日誌はイタリア関心空間にて 「グラッパ/古い瓶」幽艸堂日乗として継続中です
“I AM STILL ALIVE” “One Million Years” で知られる ON KAWARA/河原温には 公開された写真が殆どない。 ボクはこの不思議な藝術家と 一瞬だけすれ違ったことがある。 ギャルリーワタリが 小さな平屋の建物だった頃 ボクはトライXを詰めた 小型カメラを 何時…
倫敦トラファルガー広場での河原温『百万年』の朗読/公開録音風景。 ↓どぞ。
☆“100万年(過去編・未来編)”ライブ・レコーディング朗読者を募集中。 倫敦のトラファルガー広場では今年三月に「One Million Years」の公開録音が行われたが、来年1月には横須賀のアキライケダギャラリー/田浦でも行われ、朗読者を11月30日まで募集してい…
本当に沸騰中/笑。【朝日新聞】批判と【朝鮮総連】批判の急先鋒だが嘘くさい[天声人語]的「偽リベラル」言辞より遙かに納得できるし、独特な倫理性と論理を持つ。 正式なタイトルは『てめーらなめんなよっ』らしい/笑。
知る人ぞ知る「東長崎機関」だが サマワに駐屯する自衛隊関連でも意外な情報が手にはいる。なぜ日本の新聞とTVは記者を一人もサマワに置いていないのか、、、、、 腐りきった既成メディアより遙かに良い。 ↓11月3日と5日の「イラク 大手英米紙のサマワ自衛隊…
目で見る人民解放軍の動向。 「軍」は「党」と政府が抱え込んだ矛盾や地域と階層による甚だしい経済格差をどのように捉えているのか。 「中国労農紅軍」を母胎とする人民解放軍に青年将校による農民解放の「軍事ク・デター」の可能性はないのか、、、内部分…
今や中国は「臨界点」に達しつつある。もう一度革命が必要なほどの矛盾を抱え込んでしまったからだ。 豊かな沿岸部と極貧の内陸部、農民と都市資本家、「盲流」と呼ばれ屈辱的な地位に甘んじなければならない出稼ぎ農民、彼らは都市で正規の労働者にすらなれ…
●哀悼 偉大なる写真家は9月25日にテキサス州サンアントニオで「New Yorker」誌のための撮影中脳梗塞で倒れ入院していたが 10月1日に死去したことを確認した。 最も20世紀的な職業は宇宙飛行士を含めた操縦士と 映画監督とキャメラマンを含む写真家だった。 …
89年に買ったドロミテのスーパー・コルチナ・モデルは 一度ビブラム・ソールを張り替え 部分的に縫い直しをしただけで10年を遙かに超えて未だに現役だ。 しかも単なる現役と言うより 今でも年間に100日は履く No.1シューズなのだ。 これまでに100足を超える…
《敷石を剥げ。そこは海だ。》 古いひとなら68年の五月革命を思い浮かべるだろう地下鉄構内の広告に描かれた「落書き」の数々。 パリは再び暑い夏を迎えるのか。注目したい。 「ル・モンド・ディプロマティーク/日本語・電子版]の[反広告運動を絡め取るシ…
昨年の秋、巴里の地下鉄構内の広告は300人ほどの組織された活動家たちによって「落書き」を施された。2003年10月17日のことだ。 更に第二波が11月28日に、今度は1000人もの若者によって行われ、待ちかまえていた警察によって大量の逮捕者を出している。 しか…
「五月革命」のポスターは美術学校を占拠した若い学生アーチストを中心に作られたが、有名なアーチストたちも多数参加していた。 アトリエ・ポピュレールと呼ばれた無名性を重視した工房では単独の力ではなく、匿名/合作の可能性が追求されていた。 一日あた…
【反広告】運動の先駆型として五月革命下のパリ、美術学校のアトリエで連日作られ毎日街頭に貼られていったポスターを「地下鉄STOPUB」の参考に ご覧下さい。 ↓あの時代から36年が経った・・・・ ・
永遠の少年とは、自らの深部に老人を棲まわせている者のことだ。或いは幼児を。 澄んだ眼の老人と聡明な瞳の幼児。 嬰児と老人がとてもよく似ていることに気づいたことはないだろうか。 落ち葉の間から実生の芽が伸びる。 総ては巡っていることの証が此処に…
Borge Mogensen Kaare Klint を何と呼んでいましたか。これからはもう悩まなくなりそうです。 まだ完成度/洗練度は高くありませんがデンマーク大使館商務部が運営するデンマーク製品のポータル的「公式サイト」です。 ここでは ボー・モーエンセン コーア・…
今より輸入品が遙かに高価だった頃 1英ポンドが1080円だった時代 イギリスの物は何でも高かった。 今でこそ歯ブラシはU.S.BUTLERになったが 昔はKENTに限ると思っていた(笑)。 しっかりして何処か華奢なところが良かった。 70年代に入ってデザインが変わり…
「だれか韻律論のいい論文を書いてくれないかしら」とある美しい婦人が溜息まじりに言っているのを聞いたことがある。 彼女はイプセン劇の有名な女優だったほどだから、これは単なるディレッタンティズムではなかった。なくて困っているものをほんとうに心か…
過日、新倉俊一の『詩人たちの世紀 / 西脇順三郎とエズラ・パウンド』を読んでいると、晩年の西脇がこの本で老子に親炙したことが書いてあり、何だか嬉しいような微笑ましいような感覚に包まれた事を憶えている。 著者は言うまでもなく、あの諸橋『大漢和辞…
第二の敗戦をめざして「自衛隊軍」の「砂漠の人道支援」作戦が始まった。 (「人道支援」というのは戦略上の作戦名である) 高級奴婢 富裕下僕ゆえに石油利権を守るつもりの“新関東軍”駐留開始である。 ・・・・昭和天皇裕仁いうところの「前の大戦」も石油…
紳士並びに淑女の皆さん ご紹介しましょう 裸のラリーズです。 気取って云えば Les Rallizes DeNudes ・ 知ってる人は知っている 知らない人は 一生知らなくても大丈夫 そのまま充分生きていけます (笑) とても良くできたサイト。 ↓ 村八分の写真もある。
偶然に何度か会った。 不思議な人。 岩波書店から83年に出た『學藝諸家』の 《人の像について》という文章を 生意気にも誉めたら嬉しそうだった。 それはこんな言葉で書き出されている。 「人はなぜ, 人の写真を撮るのか, 人はなぜ, 人に写真を撮られるのか,…
文人大使と呼ばれた戦前の駐日フランス大使で 詩人としても知られるポール・クローデルと炉端に座って 汚い茶碗で酒を酌み交わす写真を 遠い昔に見たことがある。 あれが氣違い部落の彼の家である。 豪奢な酒盛り。 アンチームな空間での この上なくシックな…
死の直前までサミュエル・ベケットはオスカー・ワイルドを読んでいた。 終の棲家となった医療付き養老院 ル・ティエール・タンで。 ジェイムズ・ノウルソンの『ベケット伝』最終章にはこう書かれている。 「館の裏側に隣接するユニットバス付きのくすんだ黄…