服・ファッショングッズ

Tony Lama / BOOTS

この秋冬はご婦人のロングブーツが流行しそうだとか。 でなんとなく、7、80年代に履いていたトニーラマのウエスターンブーツを思い出した。 正直に告白すると、我が生涯であれほど履きにくく歩きにくい「靴」は後にも先にもなかった。 まず、足入れが極端に…

新・唐草模様とLOUIS VUITTON

偶々手にした『美術手帖』2003年1月号に‘ルイ・ヴィトンと村上隆のコラボ’と称して93色を使ったという鞄屋の新商品の写真があった。 [eye love monogram]・・だそうだ。 タタミゼでもジャポニスムでもその逆輸入でも再利用でも良いけど。カネ臭いこと夥しか…

何が何でも仏蘭西製LACOSTE

何十回目かの夏が始まる。 去年の夏は余り着ることがなかった ラコステのポロ。 ボタンは二つ。 サイドには浅いスリット。 フレンチ・ラコじゃなきゃ ポロシャツじゃないし Lacosteじゃない。 IZOD LACOSTEも着たし 今も何枚か持っている。 でも違う なんか…

Jean-Paul GAULTIER/ゴルチェ手拭い

時間は面白い 加齢とともに 段々現実と非現実の境界が淡くなり 閾も低くなる 本当にあった事かどうかも 徐々に、どうでもよくなる。 でも雑多な記憶の堆積の中から ゆらり浮き上がってきたから 想い出を電子的に変換してみる。 随分とむかし ゴルチエという…

露西亜のAloha(shirts)

厳寒の中 ちょっとした気紛れを起こして古着のアロハ売り場に紛れ込んだ。 ブランドネームや法定表示タグを次々と眺める内に面白い発見をした。 ちょいと面白い洒落たヴィンテージ・プリント風のモノは韓国製である。 中国はアロハ戦線に於いては他の衣料製…

ヨーガンレールの麻のソックス

装身具には殆ど興味ないけどハンカチと靴下は好きだ。次に帽子と靴。・・・指輪もピアスも関係ない。 かれこれ20年くらい持ち続けている靴下/ソックスがある。まだ原宿駅のすぐ近くにお店があった頃のヨーガンレールで買った。麻と綿の混紡の糸を殆ど手編み…

ACORN SOX/メイン州のフリース・ソックス

靴下といえば絹も木綿もウールも化繊も混紡も 普通は足を模した形に[編組 / knit]した物を思い浮かべます。 それに脱いだり穿いたりする上では伸縮性が大事になるので 通常は布切れを靴下に用いることは余りないでしょう。 《例外的な物として日本の足袋が…

倶利伽羅紋紋/文身/刺青

刺青。入墨 あるいは彫り物、墨、文身、刺文、黥。 変わった言い方では我慢なんて呼ぶ人もいる。 本格全身の手彫りになると数年の痛みと出費への 我慢が必要になるからだ。 それこそが痩せ我慢 男伊達の見せ所。 昇り龍やら観世音菩薩 唐獅子牡丹に花と蝶 倶…

六尺/越中/紙オムツ

今和次郎の考現学ではないが 多少とも温泉や銭湯に通っていると 否が応でも詳しくなるのが同性の下着である。 そして下着は時代を映す。 世代を 社会を 衣服よりも正直に映す。 色気のある話にはなりそうもないので 妙齢のご婦人にはあまり勧めない(笑)。 …

Liberty print/リバティ百貨店

殺伐とした時世だからこそ 『モードに見るプルースト』 (長谷川富子著・青山社)なんて本を 典雅に斜め読みしていたら 写真にこんなキャプションが。 《リバティのネクタイに椿の花をつけ、気取っている プルースト(1891) 》 ホホーッと感心していると 本…

少し昔のBarbour/Logomarkの変遷

今のBarbourには所謂ROYAL WARRANTが三つ附いている。 左から順に女王陛下、エジンバラ公、プリンス・オブ・ウェールズ 少し前までは二つだった。女王と大公。 その前は一つ。大公だけ。 (女王の紋章を見たければ英國大使館に行くといい ウンザリするほど大…

中国製Hanesなんて着ない

TシャツといえばHanesだけど 総てのヘインズ Tシャツが 中国工場で作られるようになって 何年か経つ。 別に中国は嫌いじゃないけど 中国製のヘインズは着たくない。 だからMade in U.S.A.の奴を 自分用にストックした。 クルーネックもVネックも ある。 殆ど…

軍用・半ズボン

watakushiは一年の大半を半ズボンで過ごす。 二月の終わりには、もう短パン・ショーツ・ショートパンツである。 それから寒くて穿けなくなるまで。 だからそれなりのこだわりがある。 ここ数年はグラミチのパンツを色々穿き回しているが 本当に好きなのは各…