中西夏之と瀧口修造 會津八一 とZAHA HADID の本 。。
時系列に逆らって一昨日のことから 。。
瀧口修造『近代芸術』1962年刊と
ふたつが
同じ日に届いた
これは偶然ではありません
『日本の古本屋』で「中西夏之宛献呈署名入り」
とだけ書かれた
美術選書『近代芸術』
馬の骨に買われたくないのだろう
おくゆかしくも著者名が抜かれていた
瀧口修造署名本として例外的に廉価な
このレア本を注文し
「視えない守護神」にしてから
前から欲しかった銅版画『エニアグラム』
ヤフオクに参戦しました
霊験あらたか
入札した額の1/3で
呆気なく落札
超悪政「強盗経済」により
ものが売れない時代に突入しているから
現代美術も骨董も稀覯本も
すべてが凄まじいほどに
もはや
暴落といえるほど
安値になっている
各ジャンルの一級品が
ひと昔まえの何分の一 あるいは1/10 で
入手可能な状態
いまこそ
優品を落掌する秋
「中西夏之様
瀧口修造」とある『近代芸術』は
1962.12.15.発行
中西さんが27歳 瀧口修造は59歳だった 。。
ハイレッドセンター結成の前年にあたる
記念すべき本だ
中西夏之が出版社から出した唯一の本
『大括弧 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置』
とならべて
「老荘机」背後の中層書架に置かれた
『大括弧』には
中西さんの署名と日付とぼくの貌も描かれている/笑
憤慨するほど廉く買えた
については
少し詳しくあとで書こう 。。
ザハ・ハディドの本に関しても
日を改めて触れたい 。。。