さてアメリカ合衆国をめぐる状況は
あらゆる意味で
マスマス「芳しくなっている」/笑。
これはキナ臭いという意味と
「理想的な方向に進んでいる」
二点を含意した
慶賀すべき祝祭的語彙だ
・
ドナルド がテキサスで歴史的な名言を吐いた
「銃を持った悪人を止める唯一の方法は 銃を持った善人である。」
いまや善悪の彼岸をも軽く超えたトランプは
火に油を注ぎ続け アメリカ内戦への道を拡げる
21世紀の合衆国が世界に誇る「大超人」である/笑。
ドナルド ジョンはやがて
奴隷制度廃止運動に生涯と生命を捧げた
殉教者であり
自らの処刑を南北戦争勃発への導火線とした
真の英傑ジョン ブラウン 彼のすべてを真逆にして
第二次アメリカ市民戦争
東西南北上下左右黒白黄赤戦争を引き起こした
白人至上主義者 未曾有で最低の
ジョン ブラウン とドナルド ジョンは
見事に対照的なシンボルだ
・
さて現在アメリカ合州国に頻発する銃器による無差別大量殺戮は
見方を変えると
「もっとも単純なシュルレアリスト的行為」である。。
ブルトンは続けてこう描く「拳銃を両手に持ち、通りに降りて、
群衆にむけてありったけの銃弾を撃ちこむことだ。」
1930年に公刊された『第二宣言』が
90年余を経て現実化しているのだ
つまり
シュルレアリスム第二宣言による「超現実主義内戦」であり
端的に云うと これから北米大陸で起こるのは
「テーマなき内戦」「完全に無意味な市民戦争」だ
nonsense な市民戦争はすでに始まっている
前大統領トランプはそれをやろうとしている
だからといってぼくは恍惚大統領ジョー バイデンを
良しとするつもりは完璧にない。。
「自滅内戦」を推進しているだけドナルドの方がマシだ/笑。
ぼくの観察によれば Pentagon/国防総省は
ホワイトハウスと距離を置きつつある
その一例が
統合参謀本部着長 マークA.ミリー陸軍大将の
トランプ政権2020年10月30日中国人民解放軍トップである
李作成連合参謀部参謀長への親密な電話である
内容は
「もし攻撃の必要が生まれた場合は 私の方から必ず電話する
決して奇襲攻撃はしない。」
陸軍大将ミリー統合参謀本部議長は
議事堂襲撃事件の二日後にも李作成に電話している
文民統制どころか高位軍人の方が政治家よりズッと知的なのだ
ペンタゴンは大統領たちを信頼することから降りてしまった
ように見える
ようにも見えて仕方ない。。
・
不吉なことは重なって起こる
ロッキー山脈の雪解け水減少と長期干魃から発電も灌漑用送水も
不可能なほどの低水位に達している 。。。
コロラド川は流域のロサンゼルス デンバー ソルトレイクシティ
など米西部の大都市に飲料水を供給してきた
人口でいえば4000万人以上の飲料水が危機にある
アメリカ西部は歴史的な大干魃のうえに
発電停止による大規模な広域停電が発生するがこれは
高電圧送電システムや変電所の単なる事故ではないので
いったん停電したらまったく回復の目処がたたない
インフレと家賃高騰食糧不足 人心の荒廃と治安の悪化
そこに加えて広域な大停電とくれば
略奪強奪暴動から始まる内乱が各地で始まるはずだ
アメリカだけではないが人々は生きることに
騙されることにもうウンザリしている
真実が何もない隷属的な人生に期待はできない
そこに
人口総数より多い四億丁の突撃銃と拳銃その他がある
・
1967年の「長く暑い夏」が再び起こるだろう
今回は世界規模に発展拡大する 暴動は感染する!!
スリランカ レバノンなどの飢餓地帯では食料暴動が起こり始めた
この現象は北半球において夏の到来とともに世界規模に拡大する
集合的無意識は空のように 海や河川のように つながっている
意識深層が荒んでザワついた現代の末期資本主義社会では
無意識層が薄く弱いひと 自制に乏しいひとから
「無差別な怨恨」によって「暴発」的な行動に走る
若者や孤立した老人たちは絶望感を抑えきれない
(これは飢餓とはまったく別の問題だ 飢餓暴動は
弱者の権利 基本的人権の当然の発露である。。)
・
米国の銃乱射に限らず日本でも自爆的で不可解で衝動的な事件が
連続的に起きるが これは普遍的無意識層の荒廃と密接な
関係があると考えるべきだろう 自然と超自然の
「荒廃」が現実と「衝突」を始めたのだ 。。
・
南北戦争終了によって余った武器が日本に売付けられ
明治維新が始まったように
「第二次南北戦争」合衆国自滅内戦も飢餓列島ニホンに
深甚かつ深刻な影響を与えるに違いない
しかし それでも植民地人 属国民としては
老いた黄色いフランツ ファノンとして
「長く暑い夏」
やがて始まるアメリカの内戦と
旧世界の破綻と再生を
待ち続けている 。。