始まった 。。永遠に続く『地獄の季節』が

マレーシアによるLNG輸出停止

 賠償なしで正当化する「不可抗力宣言」

  につづいて 

   ナイジェリアも自然災害を理由として

    LNGの全面的輸出停止 不可抗力を宣言した

     そのことが何を意味するのか

       マレーシア政府と国営ペトロナス

        地滑りによるプラント損壊事故としながら

      一枚の写真も発表していない/笑。

     大幅値上げの前段階と考えるほうが良いだろう

    さらに恐ろしいのは 日本のガス供給の15%を担う

   ペトロナスの「不可抗力宣言」がネット上に流れた

    4日もあとになってNHKは矮小化しつつ小さく流した 。。

             ・

     さらに欧州や日本のエネルギー供給にとって

    最大級の衝撃ともいえそうな「大事件」が起きた

         今月なかばに

   中国はLNGの輸送と転売を全面的にストップすると発表

     LNG/液化天然ガスとLPG/液化プロパンガス利用が

      当たり前の日本人には理解し難いことだが

     たとえばドイツには天然ガスを液体化する技術がない 

        LNGタンカーもLNGプラント施設もない 

            だからこその

       ガスをパイプで送る「ノルドストリーム」なのだ

            ところが

     恐るべき中華人民共和国武漢に1000床のCOVID-19病棟

      「火神山医院」をたった10日間で作り上げたように

        数100隻の新型LNGタンカーと必要を満たすLNGプラントを

         わずか数ヶ月から半年で作り上げ

           アメリカ産LNGを主に欧州に運び

             それまでのロシア産ガスの数倍で売りつけ

               巨利をアメリカと分けあっていた 。。

             現代世界の複雑さには計り知れないものがある/笑。

           その中国がLNGの輸送と転売を中止すると発表したのだ

            この冬のヨーロッパは本当に凍えるだろう

              ドイツ人をはじめ現実的なヨーロッパ人は 

                機能不全に陥っている

               愚かな自国政府に対して

             「プーチンに詫びを入れてガスを売ってもらえ」と

             デモを始めた それデモダメなら暴動しかない/笑。

            イギリスは計画停電を予定しているという 。。

          イギリスの官僚はそれがどれほどの災厄を招くか

            理解できないし よく分かってない

         たとえば日本が計画停電を導入したとしよう

           基地局電源の関係から携帯も使えなくなるし

             揚水できないタワマンのトイレはどうなる

           電気ガス代の暴騰は便利さに頼り切った

             現代人の日々を直撃し破壊するだろう

           飲食店と飲食産業の大半は2024年を迎えられないだろう

              もはや

         恵まれた立地 自前の建物と家内労働の店しか 

            生き残れないはずだ 。。

        電気ガス代が三倍から四倍になれば

       (仮に政府の補助で二倍に抑えたとしても)

     パン屋ラーメン屋そばうどん屋ピザパスタ等イタ飯屋

       ほとんどが廃業と倒産などで消滅せざるをえない

         あるいはゲリラとして新型の屋台営業か

               いずれにせよ

           街の景色も人々の人生も一変する

                  ・   

        国家と政府は嘘しか言わない ことがはっきりしてきた 

       国家と政治権力に頼らずに生きるスキルこそ喫緊の課題になる

      統一自民鶴子党だけでなく代々木共産党NHK朝日新聞

        すべて政党もメディアも嘘しか言わないですよ。。。/笑。

                  ・

  

       日本だけでなく世界は「政府主導の無政府状態」になるだろう

  

         

      

          

   

  

眩暈と崩壊 。。「螺旋闇黒」について 

国土の1/3が水没したパキスタンを見舞った

 国連 グテレス事務総長はこんな言葉を残している

《 私は世界中でたくさんの人道的な災害を目にしてきた。

だがこれほどの規模の気候による虐殺をみたことはない。

パキスタンを通して未来が垣間見えた。想像を絶する規模の

気象のカオスが永久に、どこでも起きる、そんな未来だ。》

    【 永久に起きる気候による殺戮 】

 

正直にいえばもう何を言っても「手遅れ」だろう

      つまり

人類も人間にとっての地球もこれからが「生まれ直し」だ

          ・

稀代の嘘つきにして その低知能ゆえ半ば無自覚な極悪人

 日本人と日本社会から羞恥心と道徳性を蒸発させた  

   世襲売国屋の安倍晋三「天罰覿面横死事件」から

      ほぼ11週間が経った

        まさに「天網恢恢疏而不失」だった

 

 日本社会の果てしなき混乱と騒擾はこれから本格化する  。。

   この植民地奴隷の98%はそれを理解できない

  ウクライナロシア間の戦闘 正確には

アメリカとNATO イスラエルが行っているグローバルな「蛮行」

    そのことを 

 自称リベラル派さえ理解できず ましてや

  軍国明治が忘れられない「ウヨウヨども」の存在は

       致命的に悲惨で滑稽かつ危険だ

   もともとこの国のひとびとは知識人ですら

    軍需産業の営利的実践実験試験の場であった

     スペイン市民戦争ですら理解できずに誤魔化してきた        

  そんな暗愚なひとびとが現在ウクライナで起きている現象を

    キチンと理解できるだろうか 。。

 アメリカとNATOの戦略プロパガンダを鵜呑みにするだけだ/笑。

    たとえば 左派知識人に分類される金子勝町山智浩

   内田樹までプーチンが核戦争を起こす可能性をはしゃいで話す/笑。

  (小型核を使うのはアメリカとNATOに提供されたゼレンスキーだ)

     右っぽいリベラルを装う池内智

       ゼレンスキーを褒め称える(好戦的)志位和夫/笑。

     客観性を持って反戦的な見方をしているのは

       断然ひかっている田中康夫

        やや腰の引けた『憂国放談』仲間の浅田彰くらいかなァ/笑。」

              ・ 

        日本だけでなく世界は大混乱期に突入している  

      断末魔としての百花斉放あるいは「下克上」

           というより

   上位だった筈のモノがモラル的にも現象的にも

    歯止めなく堕ちていく自壊する崩壊現象

     クーデタのブルキナファソとGBが間も無く一緒になる時代

      ノルドストリーム破壊に米軍が関与している事実を

       認知症大統領バイデンは自白/自供している/笑。

      やがて襲う極寒のなかでヨーロッパ大衆は

     その事実に気づいて激怒するだろう 。。

    敗戦から77年が過ぎて

   偽りのパクスアメリカーナは完璧に終了した

            ・

     「権威」とそれを利用した「権威主義」とは   

   教育とメディア 社会と日常習慣の惰性を悪用した    

 巧妙かつ狡猾な伝染性の「幻想」「幻覚」「幻惑」に過ぎない

   それらが喪われたとき 実は足元が大地ではなく

    錯覚の薄氷でしかも溶けかけている事実を認識し

  幻想なき虚無宇宙あるいは無間地獄を生きていけるだろうか

 

  幸か不幸か残念ながら人間はそれほど強くも賢くもないというのが

          ぼくの痩せた不幸な結論だ/笑。

 

 

ゴダールの自刎に 奪われつつある 辺境性を憶う 。。

 

JLG こと Jean-Luc Godardが消えた

 フランス人に言うと嫌がるけど

  彼はフランスとスイスの二重国籍だったが

   死地からもわかるように濃いスイス気質を持った

    独創的で革命的なスイス人芸術家だった

   スイス人芸術家グループは20世紀に大きな文化革命を起こした

        順不同でいえば 

                 ポール クレー コルビュジエ ジャコメッティ

   マックス ビル C.G.ユング ロバート フランク

        ジャン ティンゲリー  ペーター ズントー etc.

    巨大な革命的芸術家の先端を60年のあいだ走りきった 。。

      それはオスカー ワイルド W.B.イェイツ バーナード ショー

            サミュエル ベケット  フランシス ベーコン たちを生んだ

        イギリスのアイルランド

              宮澤賢治 寺山修司 土方巽 棟方志功 太宰治らを育んだ

      日本における東北地方の不思議な凄さと共通性がある 。。

    グローバリズムネオコンが奪ったのは経済だけではない

   彼らはさらなる収奪と併せて世界中の「辺境性」をも収奪した

    ゲーム W杯 ウインブルドン あらゆるプロスポーツ

      腐りきった五輪 カネしか指標のない大衆娯楽産業

               ・

  薄手安造りの「高等教育」と呼ばれるぼったくりサービス産業が

   アタマの弱い親と子ども達を席巻して久しい

    マネー幻想こそ姿を隠した現代の「笛吹き男」だ

           ・

  スイスといえばダボス会議/世界経済フォーラムの創設者

   グローバリゼーションの親玉 クラウス シュワブが今頃になって

    『ぼくはお金を使わずに生きることにした』のマーク ボイルさんと

     同じようなことを言い始めた グローバリスト/ネオコン

      今度は「貧乏」までも奪い取ろうとしているらしい/笑。

                ・

       アレクサンドラ メアリー の霊柩車に関して補足しよう

        スコットランドでの遺骸を載せた車列の詳細はまず先頭が

  メルセデスE55改霊柩車 続いて生前愛用したベントレー ステートリムジン

    その後ろには四台のレンジローバーが続いた

      七台編成の最後尾は正確な車種は不詳だがBMWワゴンだった

     面白いことに先頭の霊柩車と最後尾はどちらもドイツ車輌で

      しかも車列にセダンは一台も含まれていない 。。

       ベントレーリムジンにも解説が必要だろう このベントレー

    2002年にエリザベス在位50周年を記念して英国自動車製造者協会から

   贈られた二台のうちの一台だ エンジンはロールズロイス製V型8気筒

     いわば最後の伝統的英国高級車である。。

      (厳密にいうと翌2003年製からはドイツ国籍と考えるしかない/笑。)

     本土イングランドに渡ってからは車列編成に変化があった

   霊柩車はジャガー社製となっていたうえボンネットには

        最後の最後の粋な計らいというべき

    女王乗車時のマスコット「竜を退治する聖ジョージ」像が立っていた

                ・

     『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』そして『中国女』を

    それぞれ十代で観て意識深層に深甚な影響を受けたことは間違いない

      まだ新宿角筈一丁目に風月堂があった時代

    風月堂の厨房につながる壁に粟津潔デザイン『中国女』ポスター

  が貼ってあった 少し顔見知りだった店の女性に

    アレ欲しいなぁとねだったら「見てないから 剥がせば」と

     言われたことなど 若い日々を甘酢っぽく思い出す 。。

            それにしてもゴダールがスイスで自刎を決めたことは

     ゴダールらしいといえば言える 祝福したい 。。

        

 

 

   

     

英王室葬儀車輌と大英帝國の没落と崩壊 。。

 

スコットランド バルモラル城で死んだ

 クイーンエリザベスの遺体を載せた

  霊柩車に強い興味があった

    それはベントレーでもディムラーでも

      ロールズロイスでもなく

もちろん フィリップ王配の遺骸を運んだ

  軍用緑のランドローバー改造無蓋車でもなかった 

    意外なそのクルマはドイツ製

      メルセデス ベンツ EクラスE550

       の後部を延長し霊柩車仕様に仕立てたものだった 

              ・

        たしかに

      現在 ロールズロイスはVWグループの一部門であり

     ベントレーBMWグループに属していて

           モーガン TVRなど例外的な趣味車を除いて

   純粋なイギリス車などもはや存在しないも同然だ。。

    フィリップ王配が生前10年かけてランドローバーを 

      暗緑色のピックアップに仕立てていたのは理解できる

       今回バルモラルからエディンバラまで

         道中はエリザベスの最後の公用車となった

         2002年製ベントレーステートリムジンが

        メルセデス霊柩車の直後を伴走したようだ 。。

       その際 

       エリザベス乗車を示すマスコット「竜を退治する聖ジョージ」

      だったかどうか公式車輌オタクとしては気になるところだが

     あまりにもマニアックな情報だから現在は確かめる術がない/笑。

       事実としてエリザベス女王

         霊柩車はメルセデス ベンツ だった 

               ・

      クイーンエリザベスは世界を牽引した英国車の 

        勃興とともに生きた  

    ロールズロイス ベントレー オースチン ウーズレー ライレー  

            クーパー ロータス アストンマーチン ブリストル レンジローバー  

       これから アイルランドスコットランドも独立する 

      ウェールズだって黙ってはいないはずだ

       イングランドフーリガンやならず者たちとともに

         細々と凍えながら食糧不足の世界を生きるだろう

  

          メアリーが高齢だから遠慮してきたがこれから

         思う存分さまざまな色のイギリス人は暴れるだろう

        香港返還から四半世紀が経過した

      雨のなか後部座席のみオープンの正式ショーファードリブンカー

    で香港政庁周辺を一周して 待ち受けていた英国海軍の機帆船に乗込

   出航したプリンスオブウェールズは「20世紀的」に格好良かった

    そして入れ替わるように人民解放軍部隊が香港に入城 。。

     あの返還式典こそ皇太子チャールズと英国の最後の様式美を

      示すものだった。。

    

     結婚式パレードで黒に塗った二扉ロールスロイスコーニッシュ

             2ドアを無理やりにショーファードリブンさせる

   これは着物を後ろ前に着るくらい みっともない行為だった

      ご丁寧に菊紋までついていたが前部バックレストが倒れず    

       二人はアジア風馬鹿丸出しで立ち往生/笑。

       ローブデコルテとかティアラとか十二単とか

      この国の皇族の不細工さを見る時いつでもぼくの脳裏には

    ナポレオン装束を身に纏ったトゥーサン ルーヴエルチュール

         ウガンダのアミン大統領とどこが違うのかと笑ってしまう 。。

                ・

     イギリスも日本も王室とか皇族とか もうやめた方がいい

    付言すると女王エリザベスは長い在位期間中

   一度もインドをはじめとする旧植民地に 過酷な支配を

    正式に謝罪したことがない イギリスの店仕舞いに向けて

     新国王チャールズの仕事はこの辺から始まるだろう

 

       

超をつけるほどの「貧しい新世界」に向けて 。。 

 

久しぶりに行った丸善(電チャリ8分)は

 撤退準備に入っていると思えるほど

   棚に情熱が微塵もないレームダック状態だった 。。

  建築書コーナーで寺原芳彦 『イームズを読み解く』

   を見つけて購入 本書により家にある黒いVレザー貼りの

     プラスチックシェルチェアLARが

   ハーマンミラー社と伊勢丹による子会社

  モダンファニチャーセールスによる1966年からの

   初期日本生産だと判明した。。

 日本での製造は自社工場を持たなかったため

  数十社の外注工場のコントロールには困難を

   きわめたという  家にある個体は60年代後半から

 銀座にあった画廊ギャルリポワン/point にあったもので

  その後 も同じ銀座の77gallery で使われていた 

   77ギャラリーが廃棄するというので

     30年ほど前に縁あって我が家に来た

              ・

    この本を読むまでミシガン州ジーランドの本社工場製

  だと単純に考えてきたので非常に勉強になった

    付記すると 今座っているアーロンチェア

     ジーランド工場製だ 窓辺の読書用に置いてあるミラチェアも

       かなり珍しいことに米国本社工場製だ

     (現在日本で販売されているるハーマンミラー製品はすべて

        韓国工場か中国工場で生産されている)

               ・

      スティージョブズが生前 ジョージ ナカシマ を

  愛用していたというウワサは知っていたが 写真を見てないので

 保留していた 思い立って調べるととても雑然とした彼の自宅で

  書斎/パソコン用の椅子としてコノイド チェアに座っていた

   彼はミニマリストの代表のように思われ扱われるが

     椅子の背中には上着を掛け 使いぶりはかなりワイルドだった/笑。

    コノイドチェア はとても珍しいタイプをぼくも所有している

   座の部分が手斧/チョウナで削られ 塗装は拭き漆で仕上げられた

  ジョージナカシマ を作りはじめたばかりの初期桜製作所が

    小田急ハルクでの「第一回ジョージ ナカシマ展」に出品して

     注文生産を受けつけた時期のものだ   

   クラロウォールナットのミングレン テーブルと

 拭き漆コノイドチェア二脚を倉敷の業者から一緒に購入したが 

  半世紀以上前の製品とはとても思えない

   素晴らしい状態だった 。。 恩寵とも云えそうなこの出会いに

     感謝している

              ・

     フランスの大統領マクロンによれば

  「われわれは豊かな時代の終わり 大きな転換点を生きている」 

「いつでも製品が手に入ると考えられた豊かさの時代は終わった」

  「水や土地 材料の豊かさの終わり」。。

 いわばマクロンの師でもある世界経済フォーラムの創設者である

  クラウス シュラブは「何も持たないと幸せになれる」とまで

   最近は言い切っている。。

     いいですか ダボス会議の会長やフランス大統領が

 「無銭経済」の提唱者マーク ボイルと同じことを云い始めたのだ 。。 

   ダボス会議のクラウス シュラブがマークボイルと同じことを主張する

               これを危険といわないで 何が危険なのか。。/笑。

      ゼレンスキーを善とするような 意図された価値の転倒

       ゼレンスキーのカミさん オレーナ ゼレンシカは 

            韓鶴子そのものであり 処刑されたチャウシェスクのカミさんである

        愚昧すぎる民主主義の次の政体は

         もはや見つからないかもしれない

           おそらくどこを探してもないはずだ

 

            価値観の転倒はさらに大きくなって続くだろう

              ・

     ジョージ ナカシマ をめぐるやりとりの中である人が

  ぼくの中にあるデカダンを指摘してくれた

       そうかもしれない 

   ぼくは「健康で繊細なデカダンス」を目指そう

     世界の終わりとデカダンはとてもよく似合う/笑。

      マルクス アウレリウスの云うように

       「すべてかりそめにすぎない」としても

     人生と暮しに犠牲と忍耐が強いられる時代こそ

    「靭い健康なデカダンとユーモア/諧謔精神」が必要だ

 

 

      

 

敢えて云う 瓦解する「世界情勢はすばらしい」。。

ぜひ平岡正明に見せたかったと思うほど

 歌ならぬ 世界の情勢はすばらしい 。。/笑。

  世界は革命前夜というより

   あらゆる旧秩序の崩落に直面している

     要するに

   価値が無価値になっていく 。。

    無情で非常な「自然」が露出をはじめた

     nonsense/ノンセンスなブラックホール

      至る所で口を拡げている/笑。

      自然環境の激変ぶりは指摘するまでもないだろう

    数ある巨大な南極の氷床が次々と崩落している

   海に滑り落ちた最新の棚氷は東京23区2個分だ

  南極大陸西岸に浮かぶ棚氷はあと5年で溶解する

   そのような恐ろしいことを断言する研究者も一人二人ではない 。。

     海岸線が山側に向かって大移動することは確定的だ

      海に近いほど高かったフロリダの地価が 

       大幅に下落しているという /笑。   

             ・

   すべてが手遅れとは云うものの 

    西欧各国 イギリスフランスイタリアドイツなどから

     学べることはまだまだありそうだ 

      光熱費の暴騰により 4万四千軒あるイギリスのパブ は

     年内に40%が閉店をやむなくされ 来春までには70%の店が

    閉じると予測されている これが何を意味するかと云うと

   客が行き場を喪うというような悠長なことだけでは決してない

     パブ に限らない飲食店関係は壊滅的な打撃を受ける

  従業員を先頭に食材業者から家具食器など什器を納入し補修する者

    数百万人が職を失うか 良くても売り上げが半減する

             ・

 この現象を日本に置き換えると 多少の時間差はあるだろうが

  うどん屋 ラーメン屋 パン屋 個人経営の食堂と酒場など

   飲食店の大半が廃業の瀬戸際に追い詰められるだろう

    膨大な数の失業者と貧困弱者向け「エサ場」の消滅

              ・

  秩序なき世界だけが空腹で凍えた国民の大多数を待っている

    昨年の冬 イギリスで囁かれていた「Heat or Eat」

     「暖か食か」はすっかり影をひそめ 

       この秋 代わりに登場した影のスローガンが

     「Catastrophe or Violence 」「破局か暴力か」だ

    欧州各国では反政府デモが頻発している

  その要求内容を乱暴に要約すれば 

  「プーチンに詫びを入れて ガスを売ってもらえ。」だ。

    ところで国民の大多数が想像力を奪われ白痴化した日本では

  いまだにプーチンだけが悪役でゼレンスキーは正義面しているが

   それは とんでもない事実誤認だ  

    私見ではゼレンスキー夫婦は国民を危険に追いやり

     戦場で死なせ 国民の血を吸い続ける

      現代版チャウシェスク夫妻である  

     ゼレンスキーたちの悪業はまもなく晒されるだろう

       ところで大旱魃によりインドでは米の作付けが

    例年の四割に満たない量しかできていないという  

      パキスタンの大洪水は綿花栽培を壊滅的な状態にした

     アメリカは内戦/内乱状態に向かって確実に進んでいる

 

      合衆国軍六軍が米国内には出動できない不文律のため

       内戦状態を示す指標は「戒厳令」だろう

              ・

      ところでトリアージを医療現場に限定する傾向が強いが

   地域別のトリアージもありうるとある人が語っていて眼ウロコだった

  たとえば警察も消防も州兵もワシントンDC ニューヨーク シカゴ

 サンフランシスコやLAは守るだろうが ワシントンDCからわずか60Km

   しか離れていないボルチモアは見放されるだろうと

   理由はボルチモア住民の70%以上が非白人だからだというもの

     この考え方は少し遅れて日本にも入ってくるだろう

       JRローカル線から橋梁やトンネルのインフラ整備など

      貧しくなった政府は「喜んで採用」するだろう 

             とにかく

         あらゆる旧秩序がマモナク崩れる

     自分と自分の家族の食と暖房と精神安定の確保が必要だ

   政府と政治家 官僚やメディアなんぞを信用していたら

     真っ先に餌食になるからね

        小さな声で言うけど

 

     悪い政府を倒す方法は暴動しかない 。。。

        

 

     

         

    

「人生は一行のボオドレエルにも若かない」。。

 

先日 WEB版『NATIONAL GEOGRAPHIC』

  巻頭特集で

《海に沈みゆく巨大都市ジャカルタ、首都移転で人々はどうなる?》

   10点のシリアスな写真とともに読んだ

  1000万人の人口を擁する大都市ジャカルタ

   海岸沿いの壁と「巨大防潮堤」の

    建設計画を裏切るように連日洪水に見舞われている

     広大なスラム街から遠望した高層ビル群

       日本人とりわけ関東に居住する人々は

     ジャカルタを例外としたいだろうが    

       東京圏の水没もそう遠い話ではない。。

           ・

  そのウルトラ深刻な記事と連動するように 

        現在

   パキスタンが六月からの前倒しされたモンスーンにより

  全土の1/3が水没する大洪水に見舞われている

   パキスタン政府は人口の13%  3300万人が罹災したと考えている

     死者はこれまで確認されただけでも1160人

      その大多数が子供だという 。。

    ニホンはとっくに先進国ではなくなっているが

     世界を破壊しつづける「悪質地域」であることは

      変わらない 。。パキスタンの大洪水はアルプス氷河の崩壊と

        直接的に結びついている 

         さらに

       パキスタンは世界でも有数のCO2 低排出国である 

          貧しい国がさらに悲惨な目に遭っている

            ことに絶句する 。。     

             ・

   イギリスではゴミ収集労働者と郵便労働者による

     正当としか言いようのない賃上げストライキ

       連続的に勃発している

     世界の大都市のほとんどは海辺にあるが 

    膨大な人口を抱えた大都市が機能停止する日

   せざるを得ない時期は 思っている以上に近いのではないか

      この冬 ドイツイギリスなどは深刻すぎるほどの

    暖房危機に確実に襲われる その条件は日本も同じなのだが

        暖房もなく さらにとんでもない食糧危機が

          死ほども確実に待っているのに

      呆れたことにヌッポン人はそれを理解できない

        西武そごうデパートは2023年おせち料理

    五万円以上の高額商品より二万三万の「安いお重」を

     最重視し さらにペット用の「犬向け三段重」

        なども2万円超で発売するという。。/笑。

    間違いなく現代日本人の大半は「気が狂っている」   

            ・

アマゾンから Ad Reinhardt 2022年刊

  『 Art is Art … And Everything Else is Everything Else』 

    届く 。。

  内容も彼の漫画時代の作品を含んでいて面白いが

    造本がユニークでしかもスリップケース入り

 ぼくは ネオダダ ポップアートも好きだが 

   大人になってからは それ以前

     マーク ロスコ  アド ラインハート など

  抽象表現主義/Abstract expressionismに強く惹かれる

   簡単にいえば「抽象表現主義」は オトナである

    このことは ゆっくりと考えていきたい

 

    つづいて メルカリで購入した

     『芹沢銈介の静岡時代』が届いた

静岡市立芹沢銈介美術館監修 静岡新聞社2016年刊 

 メルカリで気が付くまでぼくは存在すら知らなかった

   こういった「ローカル出版物」はほとんど再刊されないから

     とても重要だ 。。

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   『或阿呆の一生』『歯車』など

  芥川龍之介は幼い頃からぼくの厭世観を育んでくれた

   いわば人生の師匠である

    A.ビアスから O.ワイルド マルクス アウレリウス

      に至るまで生涯を正しく導いてくれた師である

                        そういえば 

              カート ヴォネガット  や アド ラインハルトとも

       どこか通底するものがあるような 。。/笑。