老人と椅子 。。
何を思ったのか老人が今年になって椅子を三脚も買った。。
確か四月ころ 縁あってアルネ・ヤコブセン 革張りリリーを
一脚だけ購入した
フリッツ・ハンセン社が製造するヤコブセンの椅子は
食卓用として二脚のセブンチェアとあわせて
もう何年もイームズの白い円テーブルと一緒に使っている
ハーマンミラー社製の1065mmφ 円テーブルは1970年代から
ほぼ50年もふたりで食卓として毎日使ってきたが
脚などもビクともしていないし汚れは拭けばキレイに落ちる
が
日々体重がかかる椅子の方がより重労働だから
時代によってウエグナーYチェアとか
ジオ・ポンティのカッシーナ社646チェアなどと交代してきた
家具の購入履歴だけで「思えば遠く来たもんだ」と感じる/笑。
リリーを購入してから何ヶ月か経ち これまた縁あってルド・ラスムッセン製の
フォールディングチェアをデッドストック状態で落掌した
はずみというものは恐ろしい
モーエンス・コッホの折りたたみ椅子に続いて
忘れていたはずの傑作フォールディングチェア
ウエグナーJH512 まで購入する機会に恵まれてしまった/笑。
名称「JH512」から分かるようにヨハネス・ハンセン社製である
記念にオリジナルの正式名称を書いておこう
「Hans J.Wegner / Folding Chair , Model JH 512」
・
こんなマニアックなことに興味があったり理解してくれる人は
日本中に100人もいないだろうけど
憎まれついでに書いておきます。。/笑。
これまた数年前から欲しかったコーア・クリントを綜合的に探求した
箱入りの圧巻 GORM HARKAER 『KAARE KLI NT』 まで
先日つい購入してしまった。。。
JH 512と『KAARE KLINT』このふたつをもって
納得というか 腑に落ち得心したこともあり
デンマーク家具の考究 購入はさすがに打ち止めにするつもりだが
北欧食器とジョージ・ナカシマ作品と彼の本はまだ追求します/笑。