いまどきのワンルームマンションより広いかもしれない
玄関側面に置かれた李朝 薬箪笥
(駒場 民藝館の収蔵品より上等だとぼくは思っている/笑。)
複雑な緑の階調をもつギャッベがその前に敷いてある
モーエンス・コッホ デザインのフォールディング・チェアを
とりあえずグリーンのペルシャロリバフの上に載せた 。。
デンマークで最も古い工房 ルド・ラスムッセン社製のデッドストックだ
ACTUSの取説からルド社の元箱までついた完璧な未使用品
現在でもデンマークではCarl Hansen &Son社によって作られているが
それは 名誉あるアノ Rud Rasumussen社の製品ではない/笑。
このフォールディングチェアの入手にかなり気をよくした老生は
偶然 売りにでていたハンス・ウェグナーの傑作というか名作
折りたたみ椅子 カールハンセン社製造のJH-512を
かなり高価なので逡巡を重ね躊躇いながらも
購入を決定し代金も払ってしまった。。/笑。
あと数日でとどくはずだ
おもえば1978年九月 竹橋の東京国立近代美術館
『世界現代工芸展 スカンディナヴィアの工芸』展で
現物を見て以来 惚れていた椅子である。。
ウェグナーは同じ1949年『ザ・チェア』とこの『折りたたみ椅子』を
同時期にデザインし 制作も同じカールハンセン社だった
20代で現物に触れ 強く惹かれ惚れきって
半世紀近くが経ち それでも入手するなんて
「業」カルマだなぁ/笑。
参考になるかどうか ぼくは
ザチェアとJH-512 この傑作椅子二脚とおなじ1949年の生まれだ。。
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ところでカルヴィン・トムキンズ『優雅な生活が最高の復讐である』
邦訳初出1984年リブロポート版で持っていたはずなのに書架にない。。
いろんな意味でかなり優れた本なのに
なにが気に入らなくて手放したのか 思い出せないが もしかすると
青山南さんの訳が好きになれなかったセイかもしれない 。。
ここだけの話
青山南をたかく評価するひとが多いけど
ぼくは青山さんホントはあまり才能/センスないと思っている/笑。
どこか致命的にドン臭いんだよな