嘉手納 F-22報道からの穏やかな「妄想」。

きのう朝のNHK-TVだったと思うが

「嘉手納基地からF-22が撤退する」というニュースを

これ以上ちいさくは出来ないほど小さく報じていた。

北朝鮮政府がF-22ラプターの配備に猛反対していたのは事実らしい。

たとえばラプターの嘉手納配備については『読売新聞』

『朝鮮日報』も微妙な言い回しで

それとなく Democratic People's Republic of Korea 以下「DPRK」 との関連を匂わせていた。

特に朝鮮日報の《しかし、日本のマスコミ各社は今回のF‐22の配備について、米国が日米同盟を非常に重視しているという姿勢をアピールし、北朝鮮の核実験などに対応するための戦力増強と解釈している 》というくだりがとても面白い。

韓国メディアは日本人とそのメディアの欠陥が分かっているのだ。

つまり、自分に甘く、自惚れ鏡でしか国際関係を見ようとしない日本メディアの陥穽を。

最近の例で言えば韓国人の潘基文/バンキムンが国連事務総長になったとたん

日本のメディアから国連関係の報道が極度に減った。

日本人は韓国人が事務総長になったのが面白くないのだ。

子どもっぽいというか、嫉妬深いというか、馬鹿正直というか、、、こまった人たちだ/笑。

また多くの日本人は日米同盟を誤解して

アメリカは「日本を世界の内で英国に次いで重視している」くらいに思っている。

とんでもない誤解としか言いようがない。

在日米軍がいまも駐留しているのはなにも日本を守るためではなく

分かりやすい喩えをつかうなら

【かつて「連続強盗強姦殺人放火犯」だった男の家を見張っているのだ。】

アメリカ政府と議会は

日本人とその政府に対し油断なんかする気もないしこころ許してもいない。

ところで合衆国政府はDPRKを対日牽制の有力な手札に使えることを熟知している。

「豆を煮るに豆がらをもってする」に近い手法だが

油断できない日本よりよほど北朝鮮の方が国の構成が単純な故に活用しやすいのだ。

日本人は自惚れから醒めて、自分たちの客観的な立場を認識する必要があるだろう。

親米右翼が大手を振ってウロウロしている国なんて気味が悪いよ。

逆に日本共産党の言っていることも結果的にはアメリカの国益に叶うことばかりのようだ。

それに1944年の延安や進駐軍への「解放軍規定」以来の親密な深い関係があるから

戦後共産党の指導部中核にCIAの秘密フラクションがあったとしても

ぼくは驚かないつもりだ/笑。

あるいは歴代自民党中枢に朝鮮労働党支配下の秘密人脈があってもだ/笑。

それくらいこの国はデタラメであります。

F-22ラプターに関するおまけその1 その2