2003-06-11 『ヴァリス』フィリップ・K・ディック 書籍 小説の【内部空間】と 自分の【現実】とが相互に浸透し 自分の【時間】に 本の時間が顕れなければ あなたは未だ真実の本と出会っていない。 20年ぶりに読んだが この本はまだまだ生きて【現役】だった。 本当の聖なる【狂気】を知りたければ この 書物を超える書物を。 ここにあるのは 新グノーシス主義。 つまり 神そのものが 狂っている事を告げている。 サンリオSF文庫 訳の大瀧啓裕も凄い! 現在、世界初のロック雑誌『クローダディ』を若干17歳で創刊した あのポール・ウィリアムズが狂気の天才P.K.Dickの版権を管理している筈。