GILBERT and GEORGE
ギルバートは1943年生まれのイタリア人。
二人は倫敦のセント・マーティンズ美術学校で
1967年に出会いました。
少しばかり歳を喰った学生だったんですね(笑)
あ、失礼致しました。
その頃二人が学校の屋根の上で煙草を吸っている
有名な写真があります。
若々しく初々しく仲好しを絵にしたような
弾けるような笑い声が聞こえそうないい写真です。
以来35年間 二人はずっと一緒です。
それにしても二人を世界的に有名にした
最初の作品
『歌う彫刻/SINGING SCULPTURE』1969-73
は衝撃的でした。
二人組が顔と手を銀色に塗って
昔流行った『アーチの下で』の音盤に
あわせて機械仕掛けの人形のような動きを
してみせる。
唄は倫敦乞食ならぬロンドンのホームレス賛歌。
現代美術とは不思議な物です。
・・・・・・・・・・・・・。
97年夏に大規模な回顧展が西武美術館であり、
それに合わせて来日した際
NADiffでサイン会がありました。
もちろん行きましたとも。
僕は二人の作品が印刷された団扇!
(確か展覧会場にて抽選で配ったのです)
にサインして貰いました。
ふふふのふ。
我ながらミーハーだなぁー。
それにしてもG&Gは涙が出るほどいい人(単数扱い!)なんです。
そうだ、この二人もドゥローイングが本当に良い。
藝術家って何なんでしょうね。
↓愉しいぞぉ。