「幽闇の時代」、、あるいは林語堂ふうに「黒幽默」/笑。

過日 

ドイツ日本研究所所長のフロリアン・クルマス氏がNHKの番組で驚愕の真実を語っていた。

「戦争でも 飢饉でも 疫病の大流行でもなく

 人口が自然減した国家は 人類史上初めてのこと 

 

 だから私たちは 日本に起きたこと 起きることを研究しています。」

いうまでもなく 現在と近未来のこの国のこと

NHK はそれを「ジャパン・シンドローム」と名づけた

日本は【高齢化率】において明治来の悲願だった「脱亜入欧」を果たし

それどころか トップに躍り出た

リンク先の表をよくご覧ください

アジアの国は日本を除いて一ヵ国もトップ30に入っていない

アメリカも もちろん中国も入っていない

イタリアとドイツはすでに20パーセントを超えているのに

フランスと英国が16パーセント台に留まっているのは

積極的に移民を受け入れて来たからだろう

中国のことを「ひとりっ子政策」の結果 日本以上に高齢化現象で苦しむはずだとの憶測が

無知な人びとの間に流れているが それは事実無根である

日本は この国は この老人大国は もうお尻だけでなく 髪の毛にも火がついている

北朝鮮だ 中国だ 尖閣だ ロシアだ 北方四島だ 国防だ 航空母艦だと 

莫迦なことをいって はしゃいでる時代ではない

年金給付50兆円突破 現役1.8人で1人支える

これがどれほど凄まじいことか。

一昨年09年度でさえ 名目GDP の一割に達している

これからの「国内総生産」が増加どころか さらに減速減少すれば

やがて65兆円を超えるという年金給付は

GDPの二割を占める可能性さえ あるだろう

そんな「病んだ国家」は 歴史上存在したためしがない

「寝たきり国家」が存続できるはずもない。

おのおの方 お覚悟めされよ