ジョンレノンのサイケデリックな Phantom V

パラゴン社製の1/18スケール

     Rolls-Royce Phantom V 

           ズシッと落掌 。。

       いつ頃から欲しかったのか

          憶えていないほど 昔から

                                           いつか手に入れるつもりだった 。。

      レノンは

         1965年型ファントムⅤを二台もっていた

             一台目はブラック ペイント

        1965年10月のMBE勲章受賞に際して

          バッキンガム行に使った

              二台目はホワイトペイント

     プロモーションetc.にもよく使ったから

          白いロールズの方がよく知られているし印象的

       真っ白なファントムⅤも

         当時としては斬新だったが

           反抗心旺盛な26歳のレノンは

               エスタブリッシュメント

                  つまり支配階級に

                    もっと

                衝撃的に「プロテスト」したかった             

             1967年4月

               黒塗りのファントムⅤが

            サイケデリックに塗装され 。。

         全世界のスクエアな人種と

       モーターエンスーの度肝を抜いた/笑。

              逆に

           世界中のFab4ファンは

              快哉を叫んだ !!!

                 17歳のぼくもその一人だった

             ジョンが

         1980年に40歳で倒れて

             来年はもう40年になる

  

        パソコンデスクに向かって作業し

                ふと

           眼をあげるとサイドボードに置かれた

             サイコデリシャスなファントムⅤが

               ルイスポールセンの照明を受け 

                 60年代そのものとして

                    輝いている 。。。

 

         

 

 

                           

     

           

 

   要助さんも 。。

ながいあいだ療養生活をおくっていた

 河村要助さんの訃報が

     とうとう

     届いた 。。

 

いちばんのショックは死因が

  「老衰」とあったこと

    要助さんは75歳

      戦後まもなくならいざ知らず

            いまどき75歳で老衰って 。。。

          あの独特に尖がって

             厭人的で

               気難しいダンディスムを纏った

                ヨースケさんが  。。

    《 老衰のため東京都練馬区の老人ホームで死去、75歳。》

          喪主も成年後見人の弁護士だった

            不思議なのは

           奥山民枝さんとの婚姻関係の記述が

              調べてもまったくないこと

                 民枝さんが

              2005年に

            広島・尾道大学の教授になって赴任したことは

                ナントナク知っていたが 

            要助さんが療養生活に入ったころ

               すでに「デヴォース」していたのだろうか 。。

                   それにしても

            三木富雄と合田佐和子のように     

                   新鋭美術家同士の結婚

                     事実関係を残すことは

                  文化史として重要だろうとおもう 

                          のだが

 

              付き合いに濃淡はあるけど

             知り合いの

            イラストレーター/デザイナー

          随分亡くなってしまった

          小島武さんが亡くなってもう10年が経つし

          そのあいだに吉田カツさんetc. etc.

        最近の原田治さん 河村要助さんにいたる

       安西水丸さんにしても71歳 

         ほとんど60歳代だ 

 

        ペーター佐藤なんか49歳だった 。。。

 

        そういえば

     奥山淳志さんの私家版限定写真集

         『弁造 Benzo』を縁あって購入し

       さらにみすず書房版の

         『庭とエスキース』を

           尾方邦雄さんから恵贈され

        絵を描く人生と

          それぞれが遭遇する時代

             との関係を考えている 。。

 

       まったく関係ないのだが

       岩波書店『図書』6月号

         表4広告が

          みずほ銀行になった

      先月号は「公益社団法人日本バレエ協会」だった 。。

 

        先月の朝日新聞労組副委員長/35歳の自死といい

         この国は

           末期的なところに来ている

 

        

     

  

 

 

 

   笑う霊柩車の頌歌 。。

      凍てついた無人の街路を救急車がはしる

        払暁の街を救急車がはしる

「ミギへ曲がります ご注意ください ミギへ曲がります ご注意ください」              やがて街は緩慢に目醒め 

         うろつき回る貨物車が吼える  

  「バックします ご注意ください バックします ご注意ください」   

          大量生産されたキッチュ       

       貌なき合成音の予言者が辻々でのたまう        

          何十万 何百万もの四輪の予言者           

            ミギとバックだけが  

              くりかえし 繰り返し              

               予言 託宣される          

          Reverse Course /逆コース由来の由緒ただしい後退                          3/4世紀を経たフェイク軍事占領と

               売国欲望の最終形態/完成型     

               「後退」しかないSF的世界 。。    

              常に操作されてきた偽りの直近未来と近未来     

               猿と骸骨たちの芝居に踊らされるな                         過去と未来が混淆する癲狂世界                               しかし                                 それは佯狂ではない                      ピンクフロイド『ユージン、斧に気をつけろ』                    JLGゴダール『右側に気をつけろ』                        いつもどおり

             今朝も 

          半世紀前に予告された           

        P.K.ディックの明晰夢からはじまる        

     キミは「キップルの第一法則」を知ってるか             

         世界はキップルだ        

                             「無秩序律」に従って世界は夢へと昇華する  

 

                                           

 

 

 

ある革命的半ズボン主義者の死 。。

《 死期はついでを待たず。死は前よりしも来らず、かねて後に迫れり。》

                       徒然草一五五段

橋本治が死んだ 。。

  半世紀余にわたる同志的「革命的半ズボン主義者」として 

     言葉を喪っている 。。

 

  こころの隙間を埋めるべく 

       とりあえず

          香を手向けようと

       『革命的半ズボン主義宣言』を古書店に注文

     むかし読んだのと同じ1984年冬樹社版 初版である

          手にしてからもう三十五年が経つ 。。

            老いたり死んだり 

               するわけだ/笑。

                  

         一昨日『鶴見俊輔詩集 もうろくの春』

            三〇〇部本を見つけて

               注文したばかり

                  早ければ今日あたり着くだろうと

               ウキウキしてたのに 。。。

             こころの空洞は 鶴見が死んだのと等量か

                   同じ歳分

                 それより巨きい

 

           昨年の『草薙の剣』を図書館本で読んだのが

               生前最後の読書になった

 

               ぼくは彼の初期作品

              『秘本世界生玉子』

            『暗野/ブラックフィールド』

                 などの

               独特の「狂気」が

                 好きだ 。。。

            

  

 

        

 

    

    

 

 

 

 

『沖縄風物』『饒舌抄』 and MEZCAL s !!

MEZCALコレクションが40本を超えた

  しかもその大半が

    TOBALA や TEPEXTATE

       など

  稀少な野生種 高山種だから

    少しは威張れる蒐集になったと思う

      現在パリのメスカルバーでさえ

        揃えている本数は50〜60本というのだから

          極東の個人コレクションとしては

            かなりいい線だと自画自賛しよう/笑。

          2015-10-15

       『MEZCALへの旅』を関心空間の日記に書いて

          三年での達成 。。

            その間に

              ラムやUSSRウォッカを購ったり

                 シングルモルトを増やしたり

               まさに

           BOOKS & BOOZE の愉しい日々を送った

             さて「本」といえば

       長い間「欲しい欲しい」と念じてきた

          高嶺の花

       芹澤銈介の型絵染による名作

           『沖縄風物』を

              ほぼ奇跡のように

           手に入れることができた

         昭和廿三年十一月東京青山南

          染工 芹澤銈介 製

                                          限定壱百五拾 非売

         『芹沢本私家版特装版書影聚』には

    「芹沢銈介染絵本・模様本頒布会の

     第一回作品として制作された。」とある

      それにしても戦争の傷跡がまだ残る青山で

           食料も物資も乏しいなか

        よくこれほど典雅な本を造ったものだ

             いや 

      「焼け跡で物資が乏しかった」からこそ 

          かもしれない 。。 

           占領下のこの本には

        和紙へ夢が染められた のだ 。。

      

          それから

       2016年2月に手に入れた

     鹿皮装の『吉田五十八作品集』 

        上等な裸本で匣も付録もなかったが

    縁あってオリジナル版『饒舌抄』を落掌

      通常の新建築社版はA5版紙装だが

        『吉田五十八作品集別冊』は

          発行者吉田初枝の限定五百部

             優美な麻布装のA4 サイズ

             一九七六年三月二四日刊

           本体の『吉田五十八作品集』を購入したのは

              2016年2月だから三年弱待った

                「念ずれば現ず」

 

            古書に限らず蒐集は奇跡との戯れである/笑。

 

               以上 老爺の本における近況  

     

 

 

何に忙しかったのか

  三箇月もご無沙汰したことになるが

     復活しました/笑。

    

    

『平等院大観』・ナイジェル・ピーク・『陶磁器の美』

三〇年来欲しかった

  岩波書店平等院大観』が届いた

    全三巻 威風堂々にして瀟洒荘厳

      輸送箱も含め完璧な状態!!!

        1987年から1992年にかけ配本

            刊行時の価格は一冊三万円以上である 。。

                 それが何と

               ヤフオク競合者四人いたものの

                 わずか3,700円で落札

                   税と送料含め約五千円

                 嗚呼 なんたる罰当たり

               この国はすでに滅んでいる/笑。

            十代半ばから

          岩波『図書』読んできたから                           

  『奈良六大寺大観』全十四巻も

  『大和古寺大観』全七巻も 

       刊行予告から覚えている

         一種 時代的・時間的な

           スーヴニールとして

             欲しかった

 

       僥倖はまとめてやってくる

     柳宗悦『陶磁器の美』大正十一年刊

          届く

      一冊署名入りを持っていたので

         適当に入札して就寝

           翌朝開くと

                                 ライバル四人いたが

            半額以下の6,950円!!!で落札

          

         あまりの不思議さに

            調べると

      『GORO』とかAV雑誌を扱っている業者の

          出品だから

        「非売品」としか表記されず

            参加者は疑心暗鬼で

              低価格のまま落札(だったらしい)   

             あまり期待はしてなかったが

               届いた本は状態良好で

            なんと

              コレマタ「柳宗悦」のフルネーム署名

               (まったく表記されず写真もなし)

 

          はっきり覚えているし

             資料でも確認したが  

            総和紙 私家版 限定一五〇部とあって 

              ある時期『陶磁器の美』

               玉英堂では

               正札 250,000円也

 

             それが一万円に届かない 。。。

                うーんん 

                  知性計量的に

                この国はすでに溶けている

           

 

 

         ナイジェル・ピークに関しては後で

 

 

       

 

 

         

『逆説の對位法 八木俊樹全文集』 。。

三日ほど前

  「Amazon 」や「ヤフオク!」etc.

     フラフラ遊んでて

       フウッと思い立って

        「日本の古本屋」で 

          八木俊樹を検索すると

           Bingo !!

       なんとナント

  『逆説の對位法 八木俊樹全文集』が

     二冊もある!!!

 高い方が箱なしで

  廉い方が美品だと

    迷わず

      天牛書店の美品を注文

        送料おまけしてくれて

          定価二万円が ジャスト10,000円

      速攻で昨日到着

       2003年刊行だから

        15年経つとは思えない

           栞紐もそのまま

            ほぼミント状態の美品

              総頁数1280ページ

                厚さ8cm

                                                    まさに圧倒的書籍

               むかし手に入れた

           『無形の追想 八木俊樹君追悼文集』1997年刊には

 《 ●なお、先に同時刊行をお約束していた遺稿集『八木俊樹全文集』(仮題)

  については、同文集の編集を一手に引き受けて準備してくれている井上康君

  の作業が難航をきわめ 、、、》

     とあるので実物の刊行まで更に6年を要したことになる 。。。

       

                  

        昨年六月に

     八木俊樹製作の紙による宝石『無の造形』を入手した際

        《  さあ 次は 

          2003年に八木俊樹全文集編集委員会が刊行した

       1280頁の大冊

    『逆説の對位法(ディアレクティーク)』を探すとしよう 》

     

     そう書いてから

       ほぼ一年余で望みが叶ったことになる 。。

           

         箱の

       大きさも厚みも ほとんど同じこの二冊を

          書棚の感じの良い場所に並べよう