マインド・コントロールに抗し 正気であるための 「備忘録 / Data」として。(buucc氏に捧ぐ)

老生は 

    この世を「救いがたい穢土」と夙に認定し

濁世から逃れるべく 「初老」四〇より遁世した

   ひとりの隠遁者にすぎない 

      が

   世捨てびと同然のぼくから見ても 

      3.11以降の日本は ひどい 

             ひどすぎる

 「フクシマ」をはじめとする あらゆる国内問題を隠蔽せんと

   かつての 戦争を煽るスローガン「鬼畜米英」が

 まったく そのまま 

嫌悪 憎悪 嫉妬 の対象を

アジアの隣国に代えただけの

韓国悪罵や 中国への悋気と被害妄想 が

 あまりにも目立つようになった

ひとつには 

   国民が妙に懐いて(その隷属性にこそ問題がある) 

しかも 

   良質でまるで無謬の報道組織/機関だと信じて疑わない

      ヌエ的「假/国営放送」 

    NHK が先頭に立ち 

依存心のつよい「おろかで〈善良な国民大衆〉」に向けて

   

       そう仕向けているからだ

この一月 たまたま

医院ロビーにいて まったく見なくなった TVが目に入った

 医師の待合室であるから 当然「知的で良心的」な NHK  /笑。

 正午のニュースは「北朝鮮の “ミサイル” 」を報じていた

北朝鮮の長距離ミサイルに中国製の部品などが使われていたことが分かりました」

    この部分だけでも陰険な二重三重の洗脳的操作がある。

悪辣なのは 単なるロケットの打ち上げを ミサイルと言い張り 

(「種子島宇宙センター」も「種子島“ミサイル”実験場」と云えよ/笑。)

内之浦から400発も発射してきた固体燃料のカッパ、ラムダ、ミューは露骨にミサイル用です)

国産隠れミサイルのことは棚に上げて

 言い換えへの批判を避けるため “ミサイル” と括弧に入れていること

「五カ国の輸入部品が確認された」といいながら 中国の国名だけを挙げて

 如何にも 北朝鮮の「ミサイル製造」に中国製の部品を供給する 

 日本に敵対する 後ろ盾としての 憎き中国イメージを

   読解力 理解力 思考力のあまりない

  ほとんどの国民大衆に向けて 

   洗脳 マインド・コントロール している

  韓国の報道の方がよほど客観的で『東亞日報』によれば 

   《 北朝鮮、ミサイル中核部品の9割を独自製作 》

  《 韓国軍当局によると、北朝鮮は長距離ロケット(銀河3号)の1段ブースターエンジンをはじめ9割以上の中核部品を独自で開発したことが確認されたという。ただし、温度感知機や直流転換装置、圧力センサー、電線など10あまりの電子部品は中国や英国、スイスなど欧州5ヵ国から輸入した商用製品が使われていた。これらの部品はミサイルの輸出と技術移転を制限するミサイル技術統制体制(MTCR)に抵触する品目ではないと、軍当局は説明した。 》旨を冷静に報じている

 日本人の客観性の 乏しさと 迎合性について もうひとつ

  台湾の「今年の漢字」は「假(偽)」であるという

  彼の地でも 食品の偽装表示等が発覚した事実を反映している

  (白水社国語辞典によれば 假とは「うそである,本物でない」を意味する)

  (親鸞教行信証』には「「真」の言は偽に対し、假に対するなり。」とある)

  

 較べて 日本の「今年の漢字」は「輪」!五輪の輪 嘲うべき 虚言 欺瞞だ 

   今年の漢字

         「嘘」か「虚」か「狂」でしかないはずだ

    日本人は台湾人や中国人あるいは韓国人ほどの客観性もない 

この事実を 肝に銘じる必要があるだろう

          ☆ ☆ ☆

 さて 本番 

 孫崎さんの 『孫崎享 の つぶやき』から 【あまりにも重要な事実】なので 引用し 記録しておきたい

 《 我々は「日米関係は米中関係よりも強固だ」と思い込んでいる。

  今、さまざまな分野でこれと異なる動きが出ている。

  冷静に現実を見つめる必要がある。

  今、米国人学生の中国への留学、日本への留学はどのようになっているであろうか。

  米国から日本への留学生は約5300人である。一般に思われるより多い。

  では、米国から中国への留学生はどれ位であろうか。

  一万人程度か、2万人か3万人か。

  14万9千人である。日本への留学の約30倍である。

  これらの人々は基本的に米中関係強化の方に動く。

  我々は我々は「日米関係は米中関係よりも強固だ」という幻想から離れるべきだ。

   参考報道

  1:「米国の中国人留学生が最多の23.6万人に 全体の約3割」(人民網日本語版」2013年11月13日) 

  米国国際教育研究所(AIES)と米国国務省が11日、共同で発表した留学生統計「The Open Doors 》

     ※ 現実/真実を直視しよう 減り続ける日本からの留学生