用あって古い手帖を捲っていたら、
小学生より下手な僕の字でこんな文章が書かれていた。
《プルーストは十三、十四歳のときに、当時流行していた質問帳の
「あなたの考える幸福とは ? 」という問いに対して、
すでに
「美しい自然と、たくさんの本と楽譜があり、
近くにフランス劇場/テアトル・フランセがあるような所で、
ぼくの愛するすべての人のかたわらで暮らすこと」
と回答している。
『マルセル・プルースト「失われた時を求めて」の開かれた世界』牛場暁夫著 》からの引用だった。
そこで思い出したのが
ここ関心空間でも
風疹や麻疹のようにときどき流行する
「マルセル・プルーストの質問表に答える」の存在。
この人の回答によれば
出典はどうやら【せりか書房】から1991年に出たフィリップ・ソレルスの
『例外の理論』という本らしい。
本当にプルーストが作ったものかどうか
かなり疑問は残りますが
これ以上追いかける趣味も興味も僕にはありません/笑。
どうでもいいことですが、気がついたので何となく。。。
蛇足的おまけ。