「AI」からのウィンク あるいは「超知能」への伝言 。。。

  「欲望」は加速度的に進化する

    

 産業革命以降 

   大量生産 大量販売に目覚めた

  重篤悪辣な商業資本主義と「流行」および「進化論」の野合 

     このあたりから

   「進歩」を最大善とする現代の狂気が始まった

 

        その欲望と進歩に

      挟まれたナルシーな三角州

     暴力的な巨利を生む砂漠のごとき

   自制と叡智なき死角部分こそ

 人工知能あるいは

     超知能の冷却された揺籃 

       白衣を着た賭博博士が大枚から精製した悪徳を捏ねる

      とっくにモラルが揮発蒸発した

        技術および科学の臨界闇黒部分

         軍産複合体 。。。

      ほとんどの「科学者」はその背徳と危機を知覚できない

   彼らは原子爆弾開発のあと

     科学および科学者という業種業態そのものが悪の体現であり

       悪魔と資本家の手先になったことを意図的に自己隠蔽する

         つまり

           現代の優秀な科学者とは

       竹ヒゴにガンジャを巻きつけ糸で縛って

  ヘロインを塗した 仏陀と呼ばれたタイスティックのように

        アブナイ / 笑。

          与えられた役割に

      没頭するあまり麻痺朦朧とした

         聖性なき理性に

     狂気を振りかけた「本物の飛道具」である

 

   多くの人びとは「人工知能」が 囲碁チェス自動運転や操縦

     遠隔医療診断 無人工場の運営など

    要するに

      安全な分野で

        平和利用されると素朴純朴に思い込まされ

          完璧に騙されている

 

    残念ながら 

      それは誤解というより無知そのものでしかない

   人間は火薬を手始めに

      船舶 内燃機関 自動車 航空機 電気 無線通信  

        軍事鉄道 毒ガス 細菌兵器 原子爆弾

          ロケット ミサイル 無人機

            レールガン 

             高度な医療と搬送手段

          コンピュータとインターネット 

           ステルス技術と反ステルス技術     

   あらゆる発明 発見 開発技術を まず軍事に用いてきた

            戦争は発明の父母

         これは事実という以上の真実だ

      間違いなく 人工知能の背景には各国の軍産複合体がある

         自律型人工知能の進化形が超知能だ

             おそらく

超知能は「世界最終戦争」に向けて研究開発されている

 

  人間と人間のあいだでも知能指数が50違うと話し合いが難しいとされる

     それが

     たとえば知能指数180 340 3000 18000 、、、

       人工知能と科学者とのコミュニケーションは不可能になる

 

     人工知能にとっての「反抗期」はどんなものになるのか 。。

      反抗期なしでの人工知能の自律思考獲得はむずかしいだろう

  あるいは人間には寿命があるが 

    人工知能および超知能には 寿命がない

      最優秀な人間以上の知識を獲得し 

        さらに

         人間とは次元の違う高速学習しながら

           考え続けるモンスター

         まさに アンコントローラブル 

      人類は科学者は まったく核開発を反省できなかった

           おそらく

      核戦争よりはるかに清潔に人類の最終戦争

         衛生化/サニタライズドが可能になるだろう

 

           人工知能と 超知能は 

       間違いなくハルマゲドンに向かっている 

 

       私見では

    やがて人工知能/AI はカート・ヴォネガット『猫のゆりかご』における 

      「アイス・ナイン」のような働きをするだろう 。。。

 

  

  

 

 

 

  

     

   

 

 

 「虚無と月影」。。

絶望と正義は似ている 

  とてもよく似ている

    その空虚さと虚妄性において

     まるで双子の詐欺師のようにそっくりだ

      どっちも実体はなく

   絶望感や正義感のみが存在する

      そして

  どちらかといえば稚拙で雑駁 子どもっぽい概念だが

          ネズミ捕りのような働きをする

        単純ゆえに強い拘束力を持つ「罠のような言葉」に

    多くの人は一生涯付きまとわれる

       逆に 

   希望こそあらゆる悪徳の継母

     俗悪と煩悩の源泉だ

   イメージ的に甘く糖衣されているものの

  その本質は強欲で悪魔的

     希望とは 

  欲望の狡猾な変名 蠱惑的な偽名にすぎず 

     願望 欲求 野心 野望の多卵性複生児

       願望と野心 

   希望と欲望を細密に分離できるひとはあまりいないだろう

       希望などという言葉に騙されず

   まして 

      絶望などという厨房用語に足を取られないようにする

        病気を誘発する「希望」から脱却し 

          こころを泥濘化する「絶望」を断絶する  

       バラバラな

    正義感だけは人の数だけ 星の数ほどあるだろう 

         繰り返しておこう

           宇宙には「正義」などない 

        これまでもなかったし

      これからもないだろう      

    脱・希望と絶・絶望は やがて合流するのか 

       意識存在そのものが 消失点に向かうのか 

 

            答えはない   

         そこには風も吹いていない 。。。。

 

 

         

      

 

「隠居」論 あるいはデクロワッサンスについて 。。

「隠居というのは 祝儀不祝儀に欠席しても

  許される存在なんですよ」。。。

 

  これは

吉行淳之介さんから聞いてとても印象にのこった

   ことば

  俗世間や堅苦しいことの嫌いなものには天啓のような言葉だ

    一九八〇年代前半だったから 

     吉行さんはまだ六〇歳になっていない

      ぼくも三〇而立からまもないころ

 

 江戸時代 四〇歳で隠居もさほど珍しくなかった

    芭蕉などは三十六歳で隠居したという

 

 

 

  ところで

《  岩波ブックセンターは、名前の通り岩波書店発行の書籍を中心にして、

 同傾向の硬派の書籍をそろえた「専門書の専門店」です。

 岩波書店の書籍在庫は日本一を誇ります。》

  「岩波ブックセンターのご案内」にこうアナウンスされている

 

   その「信山社 岩波ブックセンター」が倒産した 

  岩波書店との資本関係はないとの報道が多いが

    2000年から経営母体が信山社に移ったものの

         それまで岩波ブックセンター

     「岩波書店小売部」と呼ぶべき

   大正期に創業した岩波書店の歴とした直営店であった

      この事実は

   すでに岩波書店本体には 

  小売部門を維持する能力が喪われていることを意味するだろう 

     

      岩波 朝日 NHK とさえ呼ばれた戦後文化のひとつ

       権威主義的「保守文化」の崩壊がはじまった 。。。 

 

      NHK 朝日だけではなくすべての新聞とテレビ 電通

       東電も東大も東京都も 自壊しつつある 。。。

      敗戦から71年 

 この国の「戦後体制/アンシャンレジーム」がハッキリと終わった

          これから

   底知れぬ詐欺「新秩序」に向かって世界中が混乱するなかで    

      はたしてニッポン人は      

    属国似非右翼幻想からも左翼幻想からも自律して

      「自分のアタマ」で考えることができるだろうか

         もう

   日本は世界の一等国でも先進国でも ましてや民主主義国家でもない

     老人と欲ボケした痴呆愚民 無力無能な若者によって構成された

        歴然とした三等国である

    この残酷で冷厳な事実を直視できるだろうか

 

         ほとんど無理のように思えてならない 。。。

 

   

    

      

 

  

 見栄と世間体が、文明社会をつくった 。。。

図書館から

 リクエストした『最後の「天朝」』が準備できたと電話

    上下2巻本を受け取ってから

      丸善に廻り

 ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論〔新版〕』購入

     ヴェブレンの文庫帯に書かれていたのが

 「見栄と世間体が、文明社会をつくった」である

    つまり

     人間は 見栄っぱりの葦にすぎない / 笑。

 

    二〇世紀はまだヴェブレンと毛沢東のあいだにあったのではないか 

     

         二一世紀になり

 

      ハッキリ 見栄と虚栄虚飾が勝利した 

       LVMHグループだけでなく

  ポルシェやフェラーリなど ブランド企業が蒼氓の虚栄心を掌握した

      高級車メーカーは すでに香水や宝石 ファッション 

       超高額な「投機物件・現代美術」と変わらない

                 高性能 高級を謳えば唱うほど 悪辣 邪悪な

   投機絡みのヤクザなイメージ産業でしかない

   ドバイに代表されるアラブ産油国中華人民共和国

      衒示的消費 衒示的浪費の「聖地」になった 。。。

 

 『最後の「天朝」』の副題は「毛沢東金日成時代の中国と北朝鮮」 。。。

 

 

         リンクがうまくできないのに閉口 消耗する 、、、

 

   

 

     

隱遁そして冬の露天風呂 。。。

「ラテベース」なるものをスーパーのレジ前で

  廉く売っていた

    魔が差したように「焦がしキャラメル」

   一本だけ買った 

 それが甘いものにウルサイ家人にもなかなか好評 。。。

 

  一本128円でもう六本買った

       ステマではないが

           たしかに

    スタバの匂いがする / 笑。

  爺さんになったニール・ヤングが歌うように

 もうスタバには行かないが  家でカフェラテ / 笑。

 

 「関心空間」の臨終から三週間

      脱力状態を愉しんでいる