鳥フル感染死者@イラク

イラクで初の高病原性鳥インフルエンザによる死者がでた。http://cnn.co.jp/science/...

トルコとは国境を接しているためここ二ヶ月間、駐イラク派遣米軍と米政府は鳥フルをある意味でアルカイダより怖れていた。

派遣軍兵士が感染して潜伏期間中に帰国すればあっという間にアメリカ全体に広がってしまう可能性があるからだ。

特に米軍は1918年のパンデミック、いわゆる「スペイン風邪」がスペイン起源ではなく、米本土の陸軍兵舎が火元であったことを後の研究で確認しているから(第一次大戦の欧州戦線に参戦した米陸軍が欧州に持ち込み、それがあっという間に世界中に拡がったという説が最有力)恐怖心は並大抵ではないだろう。

移動する軍隊と世界中を飛び回るビジネスマンがあっという間に全世界に感染を広げる可能性を知っておいても悪くはないでしょう/笑。適温の乾燥した空気を機内で循環させるシステムを採用している航空機はウイルスの培養器そのものであり、船舶の時代とは比較にならない速度で空港から各地へ感染者を撒き散らすでしょう。

これから戦争を一時的にせよ中断させるのは「パンデミック」であるかもしれない。犠牲者の数は鳥フルの方が遙かに多いでしょうが、、、