去る者は日々に濃くなり 疎む歳月は人を待たす/笑。
ここ数年だけでも友人を両手で数え切れないほど次々と喪ったが、それが去年のことだったか一昨年だったか或いはその前年だったか区別があまり判然としない。
時間が 手元に来ればくるほど徐々に色の薄くなるリボン状のものとしてあるような気がする。
それは遠くのものほど色濃くなり 遠ざかるに従って色も陰翳までも濃くなっていく。
中井久夫が外国の友人の説として【時間経過の速度の感覚は年齢の自乗に反比例する】との理論を自著の中で紹介しているのを読んだのは随分昔のことのような気がするが、、、さて/笑。
この“時間経過の速度感の法則”にとてもよく似た法則がある。
それは【明るさは(光源からの)距離の自乗に反比例する】との“明るさの法則”だ。
歳旧ることは光に近づいているのか それとも遠ざかっているのだろうか、、、、
僕の仮説では、、、ふふふのふ 教えない/笑