連日の摂氏三十五度超を体験しつつ
これからの
ニッポン人とニッポンの「在るべき姿/あり得べき様」を幻視するため
「揚力」として
あるいは 想像力の翼を組む重要な工具として
松尾尊兊『大正デモクラシー期の政治と社会』読み続けている
大著通読も五九五頁を超え
残るは最終章「敗戦前後の佐々木惣一……近衛文麿との関係を中心に」のみ
松尾氏の永年の攻究と知性による太い光軸に照らされて
一〇〇年前から変わらぬ この国の「官」の酷く残忍な姿/実情を含めて「立体化」する
一九一八年の米騒動
関東大震災に際して 憲兵隊がおこなった大杉栄一家の惨殺および「不逞鮮人」の虐殺
(近藤栄蔵のコミンテルン資金を使い込んだ芸者豪遊! 発覚逮捕 etc.)
大正デモクラシーがけして都市インテリだけによるものではなかったこと
新しい資料と知識を得て 国家と日本人理会を 辛辣に深めている
☆
ところで
寝苦しい夜夜 愛用するようになったのは
一昨年だったかに購入して あまり袖を通すことのなかった 麻の長袖シャツ
真っ白 生成 青の細いヒッコリーストライプ 三枚買った
それを 思い出した
パジャマとしての お気に入りは 一番着ることのなかったホワイトシャツ
これに同じく某ユニクロ社のステテコを合わせると 最強のパジャマが安価に完成 / 笑。
テコは 厳しい夏対策として チャコールグレイの横縞を二枚買った
ほとんど 世捨て人の暮しだから 昼はTシャツ&短パン
夜着は プレミアムリネンの長袖シャツ+テコ
古老曰く
贅沢は廉価にこそ 価値がある
☆☆☆ 気象庁は「年間平均気温」とか 数値を通年に分散して「やや上昇」と誤魔化しているが
夏の最高気温は 1960年代半ばから凄まじい勢いで上昇し続けている
この現象は モータリゼーション(路面のアスファルト化)と見事にリンケージしている
参考として「熊谷における夏の気温変化」と「自動車保有台数の推移」
ふたつの表を熟視してほしい。 まっとうな想像力を持つ人間ならば 生き方を変えたくなるはずだが 。。。。