灰野敬二

日比谷野外音楽堂の硬い木のベンチに座って

 

「前衛ロックトリオ」ロストアラーフの

         シーンへの公然デヴュー

即興ヴォーカル / 痙攣する叫び聲 を聴いてから

永くみじかく 

持続する 宇宙的な 瞬間として  それは ながれていった・・・

  彼 も ぼく も

あの頃 考えられないような 遠くにいる

そして 

     不思議なことに ふたりとも まだ生きている。。。

 暗鬱に強烈で 狷介孤高な登場から 四〇年が経ち 

 あす 2012年11月20日 『捧げる 灰野敬二の世界』が 刊行される  

・もしかするとヨーロッパの方が有名かも・・・