音速を超えて。。。ある時代とGeneration の「残響」に関する図説的 一考察。
B-29から落下するのは核爆弾ではない。
チャック・イエーガーが操縦するBell X-1機である。
1947年10月14日 この日 人類は有人飛行で初めて音速の壁を突破した。
この頃から超音速世代 / Supersonic-Generation と呼びたい世代が誕生する。
戦後のいわゆるベビーブーマー児である。
その赤ん坊だった彼らも今や 還暦=60歳になったあるいはなりつつある。
そして その世代は 少し上とも すこし下とも どこか違うところがある。
三浦和義はその典型のひとりであると思えてならない。
あるいは北野武にもどこか似た匂いがある。
もっと「元社長」に似ているのはなんといっても高田純次である/笑。
年齢は少し下になるがルー大柴も同じ穴の狢さんである。
どう考えても性格的に共通するものがある。
それは例えば 面白さを求めすぎる点だったりある種の開き直り、
何とも言えない虚無感のようなものに想えてならない。
可哀相だが南無阿彌陀佛 景山民夫にも不思議なほど重なる部分があるようだ。。。
意識の壁を超えてしまう人たちがいることは確かだ。
アメリカで音速の壁を超えているころ日本では本田 A型自転車用補助エンジンが発表されていた。
いわば「原・スーパーカブ」での誕生である。
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そして ふと白昼の幻影のごとく
「仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、おのおのあそぶ事ありけるに、酔ひて興に入る余り、、、」などという
『徒然草』第五十三段の言葉が 頭の隅をよぎるのだった。。。