(タイトルなし)

先週、芝生瑞和が蜘蛛膜下出血で亡くなったことを知って、彼の最初の著書『アンゴラ解放戦争』が出た30年近い昔をつい先日の事のように想った。

あれは若者たちの間で“ゲバラ”の殺された記憶がまだそれほど風化していない時代だった、、芝生は岩波新書の著者としては76年当時、記録的に若かったから更に若い僕たちには何だかとても眩しく見えたことを思い出す(極めて早熟な人物のように想われた)。

WiP(ライターズ・イン・プリズン=獄中作家)委員会なるものを知りその副委員長であったことも初めて知った。享年59歳。    合掌あるのみ........