東京国立近代美術館  蔵書検索

東京竹橋にある国立近代美術館の“アートライブラリ”は外部からも蔵書検索が出来る。このことはサービスを始めて10ヵ月になる今も意外と知られていない。

しかもここの場合、北の丸公園の工芸館 図書閲覧室と京橋のフィルムセンターの図書室を含めた三館の所蔵図書が一緒に検索できるシステムになっている。

美術古書や輸入美術書を買う際の参考など、美術書データベースとして使い方と使い道はいっぱい拡がっていくはず。書籍の表紙写真も入れる方向で検討すると係りの人は問い合わせに応じてくれたが、発売時の価格も入ると資料的価値は更に増すでしょう、と云うより何故入れないのか理解に苦しみます。

(しかし“国立近代美術館”の検索システムの大きな欠陥は、例えばロバート・ラウシェンバーグの資料を調べたい時、「ラウシェンバーグ」で引くと日本語の本しか出てこない。外国で出版された本や資料を調べたい時には改めて「RAUSCHENBERG」と再入力しなければならない。これは致命的な欠陥であり使用上の障害だ)

・都の現代美術館の検索システムはこの問題をクリアしている。当然僕は“MOT”を主力に使っているが 竹橋スタッフにも早急な改善改良を求めたい。

それにしてもこのサイトデザインの醜さは何だろう。役人性というかお役所仕事が丸出しである・・・村役場だって昨今はもう少しマシなのを作っています。

とても一国を代表するナショナルミュージアムのそれとは思えない。

外国人には絶対見せたくない国辱的な「美意識の欠如」に唖然とする(笑)。

☆ ↓ 約三年半ぶりに覗くとかなり改善・改良されていて少しホッとした/笑。