Rolls-Royce Motor Cars Limitedは2006年に控えたシルバーゴースト製造100周年を待たずしてBMWの傘下に入った。
時代とは云え BMW設計/製造の12気筒エンジンを積んだロールスロイスは かつての神話性に彩られた車ではないだろう。
英國は 潰えた。
「ドクターロールス」とも 「ベビーロールス」とも呼ばれる
「トウェンティ」に興味を持ったのは アラビアのロレンスこと T.E.Lawrence との絡みだった。
彼が 1916年から18年のアラブ反乱時に用いたロールスロイス改造の砂漠用戦闘車両が この小型ロールスをベースにした物だと長い間思っていたからだ。
改めて調べると時代が合わない。
シルバーゴーストは第一次大戦時 様々な軍用トラックや救急車に改装されているから ロレンスの9台あったと云われる“砂漠艦隊”も シルバーゴーストモデルだったと考えられる。
ロレンスは 砂漠戦に用いたRRに関してこんな言葉を残している。
A Rolls in the desert is above rubies.
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しかし、パルテノン神殿を模したラジエターグリルを特徴とする全RRの中で 唯一 横位置の柱/桟を持つモデルがこれであることに変わりはない。
排気量も7㍑のシルバーゴーストの半分 6気筒で3127cc
英國ロールスロイスエンスージアスト倶楽部 に拠ると 2940台が製造された。
↓ラジエターグリルという言葉が死語化している現代ですが グリルをご覧下さい それからエンブレムのRRの文字がまだ赤いのを。