2002-12-30 『美しい暮しの手帖』 雑誌 大橋鎭子と花森安治 この二人の不思議な出会いによって 類い希な雑誌が始まった。 敗戦間もないこの国で 着る物に事欠く人は多かった。 そして その様な中で 少しでもお洒落な感覚を 活かしたい 復活させたい人たちもいた。 初めは服の型紙集だった。 その資金を元に この国と 人々の生活そのものの新生への願いを込めて始まったのが 『美しい暮しの手帖』 1948年。昭和23年のこと。 それから50年以上が過ぎ モノにあふれる私たちの暮らしは 本当に美しくなったのか。