砂漠と杜 あるいは 森のなかの図書館 。。
ウレシクもアリガタイことに
たとえ
引越しの只中であっても
図書館にリクエストしている資料
(「資料」は図書館用語)
準備できたと電話がくる
現在の陋屋から
中央図書館まで自転車で15分
受け取った本は
ヘイドン・ホワイト『実用的な過去』上村忠男 監訳
ヴォルフガング・シュトレーク『資本主義はどう終わるのか』
『〈ポスト68年〉と私たち「現代思想と政治」の現在 』
ラッセル・B.グッドマン『ウィトゲンシュタインとウイリアム・ジェイムズ』
嘉指信雄・岡本由起子・大厩諒・乗立雄輝 訳 岩波書店
ディヴィッド・ルイス『世界の複数性について』出口康夫 監訳
名古屋大学出版会
今村洋一『旧軍用地と戦後復興』
中央公論美術出版
移りつつある
新しい棲家は
巨大なヒマラヤ杉並木が鬱蒼と茂り
欅の大樹が円環状に屹立する
旧制高校跡地の森の公園
正面入口まで
10mほどの至近距離
保存された旧制高校校舎一階にある
小さな 森の図書館までも
徒歩一分のごくごく近所
ウーンというかフームというか
なんとも
ヘヴィーな読書老人に向いた立地である / 笑。
乃公は
これから
ここで読みたい新刊をリクエストし
重文内に設置された図書館分館で
良書善本を受け取ることになる
書斎に次ぐ 第二の楽園ですな / 笑。
ところで
日本国とその民が多大な犠牲を払い
周辺国にも莫大な被害を与えた
あの敗戦で
日本人民が得た
唯一といっていい「果実」が
GHQ主導で移植された
「公共図書館制度」だと
ぼくは 本気で思っている 。。
事実
解体されたはずの財閥も
軍隊も
旧内務省に代表された
中央集権的
国家統制官僚制度も
国家警察も
より強大になって
復活している
だからこそ
ポツダム民主主義 最後の砦といえる
公共図書館制度
への暴力行為
ツタヤグループ C C C が推進する
公共図書館の私物化
ツタヤ図書館
「図書館民営化」だけは阻止したい
全国の読書狂
愛書家
図書館愛好者たちよ
公共図書館制度を堕落・崩壊させるような
穢れた手を出す
蔦屋グループに対して
不買運動を起こそう!!!
現在のぼくの認識では
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は
アマゾン同様 あるいはそれ以上に
文化的に悪質・有害である
すでに
幾つもの出版社を傘下に収め
さらに企業買収を進めつつある巨大グループ
ワンマン経営者 増田宗昭が
図書館を私物化する
(増田は楽天 ローソン 日版/日本出版販売
角川グループホールディングスの取締役でもある)
TSUTAYA図書館の棚を
中古本やダミー本を並べるなど
犯罪にちかい怪しげな行為
詐術的作業を平然と繰り返してきた
TSUTAYAグループが
傘下の出版社のそれも不良在庫と返本で
略奪した図書館の棚を埋めるのは
火を見るより明らかではないか
詐欺強盗的新自由主義型集団
増田宗昭とCCCは
公共図書館の最大の敵だ
。。。