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聯合國軍 : GHQ / SCAP による進駐・占領を想起するための memorandum として 。。。

無条件降伏による敗戦を

終戦と言い換えるように

6年8ヶ月にわたり 軍事占領されていた事実を

  隠蔽

  自己欺瞞的に健忘する

日本政府 財閥企業 新聞社 多くの出版社 日本人 老人 中高年

                     その子 孫である 青年 若者 こどもたち

         怯懦で狡猾 臆病卑劣な ニッポン人ひとりびとり

  隠蔽と欺瞞による教育と 奴隷制民主主義の結果 大量発生した 

         無知蒙昧で因循姑息な 現代ニッポン人

占領下に生まれた 子どものひとりとして

     ぼくは怒っている 

〈たった一人の反乱〉で あっても ぼくは 怒りと叛逆を 継続する

    ( それが ぼくのロックンロール だから 。。。)

             ☆

二〇一三年の秋も深まるころ 三冊の本を読みおえた

アンドルー・ゴードン 大島かおり訳『ミシンと日本の近代

今まどか・高山正也 編著『現代日本の図書館構想 / 戦後改革とその展開

山本武利『GHQの検閲・諜報・宣伝工作

ともに 今年七月の出版だが みな 敗戦・占領に関係する

GHQの検閲・諜報・宣伝工作』は いきなり

衝撃的な文言で幕をあける

 《 朝日新聞主筆を務めたあと、戦中から戦後にかけて情報局総裁を務め

  た緒方竹虎は、戦犯に指名され公職追放となる。追放解除後は吉田茂

  首相の後継者を目指し、第4次吉田内閣で内閣官房長官に就任する。

  その緒方の占領期の動静を伝える大量の資料が、なんとCIA文書か

  ら見つかった。CIAは彼をポカポンと呼び、諜報工作の餌食として

  いたのであった。》

 高名な新聞人で政治家でもあった 緒方竹虎だったが

 餌食とは やや聞こえが良いものの つまるところは「情報提供者」である

 《 彼の印象をビビッドに伝えているCIA( Central Intelligence Agency、中央情報局]文書が近年公開された。

  1955年5月の福岡行きJAL便で、日本人同行記者団に聞こえないよう、

  臨席のCIA日系2世工作者に語った当時の自由党総裁、首相有力候補衆議院議員緒方竹虎の機中談話である。

  それは彼の談話を秘かにメモないし記憶したその名もわからぬ工作者がまとめたリポートだ。

  冒頭に出るPOCAPON(以下ポカポン)とはCIAが情報提供者である緒方に付けたコードネームである。

  ポカポンという言葉は翌年彼が死去するまでのCIA文書に頻出するが、その最初の登場がこのリポートである。

   ポカポンの述べた第一は、占領初期のことであっった。日本が降伏したとき、ポカポンは内閣

  書記官長であり、この権限で占領当局と数多くの交渉を行った、、、、、(以下略)》

 《 緒方は1945年12月4日に戦犯に指名された。病弱との診断で巣鴨への拘置は免れたが、翌

  46年8月に公職追放となった。GHQの方針転換でオーナー村山家が影響力を取り戻した古巣の

  朝日には、彼の復帰する途は閉ざされつつあった。彼は追放中に著述をしたり、戦前の人脈をたど

  って、保守政界進出の機会を探ったりした。

   追放解除後から緒方は吉田茂首相の後継者を目指すほどに保守政界の衆望を集めるようになった。

  吉田からもそれなりの好反応があったので、アメリカ政界への人脈作りに積極的に動き出す。アメ

  リカ大使館員と思って接触した人物の多くがCIAの隠れ工作員であった。その権力欲を日本に本

  格的な拠点を築こうとし出したCIAが見逃さなかった。彼ら工作員は緒方に急接近し、アメリカ

  政界要人への紹介を行って、彼を懐に入れた。息子のアメリカ留学への便宜も図った。公私ルート

  での接触を通じ、緒方と工作員との信頼感が深まった。工作員のサービスへのお返しとして、彼は

  保守政界中枢の内部情報を義理堅く、ホンネで流すような関係になった。そして工作員は彼から得

  た政界情報を本国のCIAへせっせと送っていた。》

 《 それにしても最初に引用した短いリポートでポカポンと10回ほども呼び捨てられている。そのコ

  ードネームは語感からして軽々しい。翌年の急死までの短期間に出された膨大なリポートにも緒方

  はポカポンとしか呼ばれなくなる。もちろん彼は自分がポカポン呼ばわりされていることは知らな

  かったであろう。緒方は情報局総裁の経験者であるにもかかわらず、アメリカ諜報機関の工作に脇

  が甘かったようである。》

            [始めにーーPOCAPON と呼ばれた男・緒方竹虎]より

 《 一九四九年には当時のCIA(中央情報局)長官だったビーデル・スミス大将の要請により、

  執務用の数室をCIA極東地区担当官たちに提供している。CIAの連中は現在でもどこの国でも

  同じことだが、決してCIAを自ら名乗りはしない。彼らはDRS(資料調査局)と称していた。》

            [第1章 GHQ / SCAP による多様な工作]より

  

 《 通信メディアの検閲は占領直後からであった。1945年9月から49年10月まで、即ちCCD

  の活動期での郵便、電報、電話の検閲量は図2−1のようである。郵便は2億通、電報は1億

  3600万通開封され、電話は80万回も盗聴されていた。

   1947年のピーク時にCCDで働く日本人は8132人であったから、その大半の

  6000人以上が郵便検閲の第一線に立っていたと思われる。1949年8月には郵便検閲には

  3607人、電信・電話は322人が配属されていて、郵便だけでCCDの総人員6161人の

  64%を占めていた。

   49年5月の資料によると、郵便検閲では国内郵便物の2%の350万通を4000人の日本人

  の検閲者と60人のアメリカ人監督者で調べていた。電報は国内電報の15%の500万通を100人

  の日本人の検閲者と12人のアメリカ人監督者で、また電報は東京、大阪、福岡では全電話の0・

  1%、その他の地方では全電話の1%の1000分のⅠの量を63人の日本人、アメリカ人以外の外

  国籍所有者FN(Foreign Nationalの略)。主として、戦時中日本にいて日本に帰化した日系2世)の検閲者、

  そして12人のアメリカ人の軍人、民間人の監督者が70台の盗聴器を使って調べていた。》

             [第2章 通信検閲と諜報工作]より

 《 マッカーサーは戦略家、いや政治家として類いまれな力量を持っていた。占領統治者としての

  彼には職業軍人としての知識は、もはや大きな要素ではなかったという。「私は経済学者であり、

  政治学者であり、一種の神学者でもあることが要求された」と述べ、「国民を全体主義的な軍部か

  ら解きはなち、政府を内部から自由化するという実験」を行ったと自らを総括している。その壮大

  な実験に参謀や幕僚を巧みに抜擢し、時代の変化に応じて適材適所に使った。日本人の意識改革で

  はCCDとCIEを使い分けた。全体主義からの解放を図る占領初期にはCCDにはフーバー、C

  IEにはダイクに代表されるニューディーラーを配置し、冷戦期の到来とともに彼らをウィロビーや

  ニュージェントという反共主義者に変えたが、マッカーサーの支配した全期を通じて、民主主義

  を浸透させる基本方針は貫いた。マッカーサーや彼の意を体した参謀や幕僚たちが黒子に徹し、天

  皇をはじめ、政治家、役人、そしてメディアを陰で操作、誘導させたからこそ、ブラック革命工作は

  成功した。こうして日本人によるアメリカ人のための日本のアメリカ化が促された。》

                   [おわりに]より

 《 彼らアメリカ側は日本占領を戦争の延長と認識していたことを日本人は気付かなかった。

  そして日本人には平和な時代を迎えたと誘導しながら、実は冷戦下での日本の隷属化を

  画策していた。とりわけ非公然のCCDと公然のCIEの対日本人工作を巧みに使い分ける

  ブラック・プロパガンダという高等作戦を使っていることを隠蔽していた。多くの一般的な

  日本人はCIEのソフト・パワーが宣伝・宣撫工作に他ならないことに今の今まで気付かなかった。》

                   [あとがき]より

      ☆   ☆   ☆

  

山本武利氏の占領期日本 GHQやインテリジェンスに関する優れた攻究は

占領期雑誌資料大系』 文学編の全五巻 各巻に付された

「検閲のはなし」に驚きと感銘を受けながら読んでいたが

今回さらに深くまとまった形で読めたことをこころから感謝している

戦前・戦中は政府と軍人 戦後はGHQによる事前検閲 事後検閲に始まる自主規制/自己検閲へと

いまも続いている新聞 TVの「自主規制」は常に「ときの権力におもねる」という 

男娼ほどの自立性もない オトコメカケの如き この国のマスメディアの実体・本質を示す。

正力松太郎に限らず緒方竹虎も 「ふるあめりかに袖をふりたし」であった

  あるいは 

華盛頓の高級娼館にも顔が利く売国エロ男 ナベツネこと渡邊恒夫 

慶応大学院で情報提供と世論操作による成功の途を教える 手嶋龍一など 

今も出世亡者・外道たちは 降るアメリカに袖を振りっぱなし である / 笑。

新聞やTV による黒いプロパガンダを信じすぎている 

この国の素朴で「純情すぎる」ひとびとの目に ひとりでも多く触れんことを 。。。

※ GHQ / SCAP  General Headquarters Supreme Commander for the Allied Powers

  連合国最高司令官総司令部 あるいは 連合軍総司令部 と略される