Decroissance /デクロワッサンス を『叛縮』あるいは『反縮』と訳したい。。。

クロワッサンから デクロワッサンス へ

天空の痩せた三日月が満ちていくように クロワッサンとは「成長する」ことを意味した。

今にしておもえば 

ここ二百五〇年間 人類にとって科学と工業技術の進歩にともなう経済成長と発展幻想は

いつまでもつづけたいと思うほど麻酔的な効果をもつ 巨大で茫漠たる「錯覚」だった

蒸気機関と産業革命以来のあらゆる欲望を鼓舞する巨大幻想が 今日の のっぴきならない諸事態をまねいた

自然の荒廃は 意識の荒廃をもたらしたし これからも もたらしつづけるだろう

人類の意識と自然は 残念ながら直結している

これは単純な真理であり 論理的な帰結にすぎない 

が 

その自覚も持てないほど人心はすでに「生物」域と「生命」圏からそれ 廃頽した

デクロワッサンスを 『ル・モンド・ディプロマテーク』日本語・電子版で

訳者の にむらじゅんこ さんは「縮退」と訳している

(が「縮退」には科学的な別の意味がすでにある)

ぼくは もっと強く「反縮」あるいは「叛縮」という 日本語に置き換えたい

「反縮」の反は もちろん 反影 反対 反抗 反逆 反撃 反攻 の反であり

    内省的には 反観 の意だ。

そして さらにつよい 「叛縮」は 叛意 叛旗 叛徒 叛逆 であり 謀叛の 叛 である/笑。

断固として 叫ぼう 「危機よ もっと ひどくなれ」と。

詳しくは にむらじゅんこ さん 訳の エリック・デュパンによる

『経済成長からの脱皮を思考する人々』を読んで欲しい

この オピニオンに 半端な立場はありえない

賛成か 反対か それ以外の選択肢は ない 。。。