これを天変地異と呼ばずに、、、何を。

あさ、何気にNHKニュースをみていると

南米コロンビアのボゴタに大量の「雹/ひょう」が

降って 凍り付いた市街地と

氷に覆われたクルマの映像が映し出された。

AFP-BBのスチール写真を借りると

このような惨状である。

この記事では「嵐」という言葉もつかっている。

大袈裟に騒ぎたくはないが これを【天変地異】と呼ばずに

なにを そう呼ぶのか!

コロンビアは南米の国であり

ボゴタは標高2600メートルを超える高地だが

寒冷地ではない

調べると

(これは11月の最高最低気温と降水量)だが

ボゴタという都市は

年間をつうじて寒くも暑くもない

かなり安定した気候だった。

気象ひとつとっても

世界中でなにが起きているのか。

楽観は許されない

これは杞憂ではない。

わたしたちは むしろ鈍感すぎる。

21世紀人は「逆・杞憂」の時代を確実に生き始めている、、、。

2010年までに印度で2500$以下 邦貨にして30万円弱のクルマを

ニッサンルノーが印度のオートバイメーカーを

起用して作らせると先日 日産の社長兼CEO カルロス・ゴーン氏が発表した。

他国あるいは他社ももちろん 追随するだろう。

現代社会は競争原理を素地に

民主主義をトッピングとし 腐った200年前のピザのような

競合的資本主義経済を背景にした超商業主義「天国」であり

それぞれの国家と国民と企業体

あらゆる圧力団体と亡霊たちの欲望こそが

可能性と判断され良しとされる欲望民主主義的ゾンビ社会である。

自我が「無条件に」また「無制限に」豊かになる権利

利潤と利権と覇権と破滅を追求する権利がある限り 

誰も それを止めることはできない。

しかし、そのことが何を意味すのかは知っておくべきだ。

私たちは 

破局に向かって暴走する

レミングの群れを もはや笑えないだろう/笑。