田中康夫と共産党と都知事選。

今年になっても有田芳生の『酔醒漫録』をときどき覗いてみる。

理由は

彼が田中康夫の都知事選立候補問題に妙に熱心で事情通だから/笑。

《 テレビ局に入ったところで田中康夫さんにばったり遭遇。しばしの立ち話はやはり政局。伏せ字入りで恐縮だがこんな会話を交わした。

「やっぱり東京の知事選挙でしょ」「いやいや。何かブログに書いちゃってー」「田中さんが出れば面白くなりますよ」「だってさー、石原当選で東京オリンピックを前にして××になった方が面白いじゃない」「そうかなー」「××建設の問題もあるからわからないよ」田中さんはニコニコしているだけだ。あとはスポーツジムの話など、まさに雑談。石原慎太郎都知事が3選を目指して立候補するのに対して、田中康夫さんが東京オリンピック反対を公約に立候補すれば、充分に争点化する。民主党の独自候補として蓮舫の名前も挙がっているが、やはり構想力や首長としての実績などから判断すれば田中康夫さんに期待するところがある。都知事選立候補を否定をしなかったことは、人々が求めるところで仕事をするという田中哲学からして、可能性がないということではないからだろう。ある政治ジャーナリストも「どうもやる気のようですよ」という。東京選挙区からは川田龍平さんが立候補する。もともとは「平和」を軸にした統一候補を模索していた流れから生れたものだ。立候補は自由だが、これでは「平和」を求める票が分散するだけだろう。》 ←オー! 真剣/笑。かつて小田実を担ごうとしたこともある彼は「都知事選」が好きなのだ。

親も党員の二代目で元『文化評論』編集者の彼は、

20年ほど前に党を除籍になっているとはいえ今でも独自のパイプを持っているらしく、

公認候補を立てずに「自主投票」になるらしいなど、

なかなか共産党の内部事情に詳しいのだ。

どうやら田中擁立に最も熱心なのは、民主党より代々木らしい/笑。

おまけ