遅延化する精通年齢と幼年性猟奇殺人

2003年 現実の日本国に住む人々は「鉄腕アトム」の誕生ではなく 幼年青髭公とも云えそうな 12歳の超変態の誕生と彼が起こした猟奇事件を目撃し 震撼した・・・

男子諸君 

あなたは自分の精通現象を憶えていますか。

統計によると

1960年代生まれでは35%の人が

小学生の時に 初めての射精を体験しています。

ところが

1970年代に生まれた人たちで小学生の時に

初めて射精したのは 

30%にすぎません。

僅か十年間で 5ポイントも下がっています。

理由も原因も分かりません。

ただ 精通現象がどの様な時に起きたかについては

変化があります。

夢精や意識しない自然射出/漏出の割合が減り、手淫による精通の割合が増えている。

精通年齢の遅延化と重ね合わせて考えると

性意識が早熟になり 体格も立派になっているにも拘わらず

睾丸重量は減少していると考えられ

精嚢が精子を製造開始する年齢も下がる傾向があり

無理矢理 強制起動/見切り発射されている。

 それにしても 「初潮・初経」という言葉が完全に市民権を持っているのに較べ

 「精通」は 殆ど死語化し 平凡社世界大百科事典にも収録されないなどの世間的な冷遇が 大変気になる。

 初めての生理ほどの周囲や社会の気遣いが 初めての射精にもあったら

今回の長崎の事件は違った物になってはいなかっただろうか・・・・

揺籃的幼小児期から いきなり「肉体的成人男子」として

性の荒海に 放り出される少年が 

不安定になるのは当たり前すぎるほど当たり前のことだ。

今、小学生は三年生で精神的な発育が止まってしまう との説が現場の教師の間で囁かれていると聞く。

なんだか 頷けるような気がする。

その頃 

今の子ども達は「性」と「金銭」に本格的に目覚めてしまうのだろう。

子供時代が小学三年生で終わってしまう 侏儒のような人々。

大人にも成れず かといって子供時代も持っていない餓鬼の群れ・・・

本当に悲惨な社会を造ってしまった物だと思う。

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↓せめて精通についてもっと考えていく必要がありそうだ。