壽岳文章の反戦論 +超私的“罵詈罵詈伝単”

◎「イラク戦争に反対です 日本共産党

このポスターを眼にして 私は呆れ果てた それから怒りを覚えた。統一地方選挙用の政党ポスターだった。

 「イラク戦争に反対の一票を」という無神経なのも同じ政党。

 「イラク戦争 イラク戦争」って イラクが一体 何をしたというのだ。

 米国とその腰巾着たる英国が イラクを責め・虐め・弄び・殺し・壊し・蹂躙し・し放題の虐殺をしているだけじゃないか。

せめて「私たち共産党は アメリカの対イラク攻撃に反対し、侵略戦争に抗議します。」くらいのことは云えないのか。

さすがは敗戦直後 アメリカ占領軍を「解放軍」と呼んだ「勘違い革命政党」の面目躍如たるところがある。

米国政府と米軍は第二次大戦後の日本への軍事進駐と対日占領が余りにも旨くいったので イラクでも日本の占領政策を参考にしようとしている節がある。

冗談ではなく「日共」党員のような「反体制オッチョコチョイ」がイラクにも沢山いて「歓迎してくれる」ことを期待しているようだ。

もしかすると駐イラク・米軍総司令部が日共に相談に来るかも知れない(爆笑)。

いや、ホントの話。

「大歓迎・米軍御一行様」の著しい頓馬ぶりは「日帝」崩壊嬉しさ故の錯乱状態だったとしても

 旧・社会党〔現・社民党〕と共に「戦争反対」の一芸だけで戦後の50年間を食ってきた君たちが 肝腎カナメな今

アメリカ帝国主義者の侵略戦争と断固 闘うぞ」と

何故 言わないのか。

 お前達は 本当に腐っているよ。

自民党よりこれまで正義漢面をしてきただけに腐り方が甚だしく 性質が悪いかもしれない。

社民党なんか もー非道すぎて話にならない。

北朝鮮による拉致問題は存在しない。」

すべて朝鮮人民民主主義共和国を貶めようとする“でっち上げ”だと言い張ってきたのは 土井たか子 お前だろう。 

朝鮮労働党はあなたがたと信頼の太い絆で結ばれた「同志」の筈だろう。

困った時こそ助けてやるのが「友党」ってモンじゃないか 福島瑞穂クン(笑)。

結局日本の既成政党と政治屋/秘書および政党職員も「既得権益を失いたくない」「職を失いたくない」「自分だけが大切だ」

という哀しいほどに浅ましい現世利益的生活原則・農奴的生存原理だけで動いているのだった・・・・そこには理念も誇りも何もない・・・2003409

           ・

「伝単とは戦時中の宣伝ビラ、エフェメラ、フライヤーのことです 

【罵詈讒謗専門の私的な電子礫】をそう名付けました〔笑〕。

‘第二次湾岸戦争’は英米によるイラクへの典型的な侵略戦争である。

それを日本のメディアは‘イラク戦争’と呼んで羞じない。

‘米・イ戦争’ですらないのだ。

日中戦争・日支事変より非道い呼称である。

報道姿勢を表す典型的な莫迦の一人として ワシントンに駐在するNHK支局長 手嶋某などは米軍と米国政府の発表と見解をまるで忠犬のように嬉々として報道している。

大本営発表とその報道」がいかなる物だったか よく分かる。

日本人は 15年戦争から何も学んでいない上に

メディアの腐敗ぶりは更に目に余る。

          ・

英文学者・書誌学寿岳文章は、なぜ戦争がいけないかと自問して、こう答えている。

    「戦争は本を焼くからいけない。」

  

    「書物の最大の敵は 戦争である。」

     とも云っている。

    私も 同感する。

    樹木や本は 人間より大切である。

    少なくとも樹木や本は 他者を殺さない。

 原発といい 環境ホルモンといい 戦争といい

人間は 地上の 地球や他の生物/静物に対する癌細胞であるだろう。

戦争報道を娯楽の如く続けるメディアを見ていると 

      【NO WAR】と言うより  

   本当に【NO MAN】と言いたくなる。

          ・