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 Post-truth と ガラパゴスの背囊と  。。

電子的野獣と化した現代人は 神を殺しただけでは飽き足らず 今度は「真実」まで殺そうとしている 。。 それは 滅びゆく「新バベルの塔」としての 反知性主義宣言であり 真実のみならず 知性の縊死溺死扼殺であり 邪悪を愧じない超悪質な商業メディア 新聞テ…

 ウィトゲンシュタイン グラス マーティン ブランメル

順不同 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン フィリップ・グラス ジョージ・マーティン ボウ・ブランメル 関係あるような ないような四人組 怪態奇矯な言い方をあえてすれば ブランメルはもちろん ウィトゲンシュタインも ジョージ・マーティンも 書架に並べ…

 老騏驎 あるいは老木の花 。。 

ふと 老いた騏驎から老騏驎という語を思いついた 「騏驎も老いては駑馬に劣る」 のキリンである なかなか語呂が良い そこに 森於菟さんの名著から『耄碌寸前』をつけると さらに良い感じだ 「耄碌寸前老騏驎」 解剖学者があの「古典」を書いたのは七十二歳の…

 協会酵母 とシュタイナー  柳宗悦 その他 。

駒場の日本民藝館から 『美の法門 日本民藝館本』2016年3月刊 『柳宗悦とバーナード・リーチ往復書簡』2014年7月刊 二冊が届いた 「柳とリーチの往復英文書簡集」の存在は知っていたが これまで購入には至らなかった 。。 それが 先日ヤフオクに未見の『美の…

 凍れる萃点

はじめに永劫があった 姿のないものとして 質量を持たず 無生物かつ無主物として 量子より小さな萃点 絶対零度以下の 凍れる萃点として あるともいえない ないともいえない 永劫のまわりは無であった 永劫はまったき空無のなか 永遠の無として 永久の虚とし…

往時縹渺『ニクソン訪中機密会談録』を読む

ハインツ・アルフレート・キッシンガーは ドイツ生まれの帰化アメリカ人であるため「大統領職」には就けなかったが 外交史上に 多くの凡庸な大統領以上の足跡を残している 驚くべきは 九十三歳のいまなお現役の「大物政治家」として 昨年の十二月に訪中 ドナ…

「万物を汚染 毀損した」 人類はゴミしか残さなかった  

すでに過去形である いいか ブラザーズ&シスターズ よく聞けよ これまでもいまでもこれからも 人間が作ってきたものは 作るものは 糞尿と赤ん坊以外 すべてゴミクズだ かつて羊水に浮かんだ胎児 嬰児 幼児も やがて泉下の塵となる その 蜉蝣にも似た儚いニ…

山のビーチにて 。。

「人は水辺に棲むべきだ」 は C.G.ユングの生涯を貫いた理念だが そこには 「可視化する無意識」 あるいは「浄化可能態としての無意識」の神秘が潜んでいる ようにおもう 里山の温泉ちかくに移り棲んで二〇年 厭離穢土 濁世を逃れ 一年の大半をビーサンと半…

「脳内麻薬」と読書術 

ボードレールの『人工楽園』やベンヤミンの『陶酔論』 あるいはブルトンの『溶ける魚』その他を 思い出すまでもなく 芸術あるいは思索と 麻薬やカンナビノイドの関係は避けて通れない しかし 非合法のドラッグを体験するのは 万人向けではないだろう β-エン…

割れるのか 溶けるのか「薄氷的」社会 alea iacta est

さて 時には地上的なことも考える必要がある ぼくは これから起こる 大規模な「出版クライシス」を 怜悧に客観性をもって観察するつもりだ もう雑誌の売上は四〇数年前の水準に戻っている 1979年以来の「雑高書低」が終わり これまで低かった書籍の販売額を…

意識と霊性を急速潜航させる 。。

Plain living and high thinking 「簡素に暮し 高度に考える」 古いワーズワースの詩の一節 ぼくもそのように生きてきた しかし 世界は二〇〇年前とまったく様相を変え すでに限界を超え 狂っている 氾濫する欲望と暴走する狂気 無明の波動は放射能のように…

サヨウナラ「嘘と偽りの民主主義」

石板食堂で朝の珈琲を飲みながら 「題目民主主義」という言葉を思いついた 題目だけの民主主義 ナム ナムミンシュシュギ 南無 南無民主主義 敗戦による無条件降伏以来 ウソで固めた六字の名号である ニッポンは この文字だけ 口だけ民主主義の 人権感覚もな…

「AI」からのウィンク あるいは「超知能」への伝言 。。。

「欲望」は加速度的に進化する 産業革命以降 大量生産 大量販売に目覚めた 重篤悪辣な商業資本主義と「流行」および「進化論」の野合 このあたりから 「進歩」を最大善とする現代の狂気が始まった その欲望と進歩に 挟まれたナルシーな三角州 暴力的な巨利を…

 「虚無と月影」。。

絶望と正義は似ている とてもよく似ている その空虚さと虚妄性において まるで双子の詐欺師のようにそっくりだ どっちも実体はなく 絶望感や正義感のみが存在する そして どちらかといえば稚拙で雑駁 子どもっぽい概念だが ネズミ捕りのような働きをする 単…

「隠居」論 あるいはデクロワッサンスについて 。。

「隠居というのは 祝儀不祝儀に欠席しても 許される存在なんですよ」。。。 これは 吉行淳之介さんから聞いてとても印象にのこった ことば 俗世間や堅苦しいことの嫌いなものには天啓のような言葉だ 一九八〇年代前半だったから 吉行さんはまだ六〇歳になっ…

 見栄と世間体が、文明社会をつくった 。。。

図書館から リクエストした『最後の「天朝」』が準備できたと電話 上下2巻本を受け取ってから 丸善に廻り ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論〔新版〕』購入 ヴェブレンの文庫帯に書かれていたのが 「見栄と世間体が、文明社会をつくった」である つ…

隱遁そして冬の露天風呂 。。。

「ラテベース」なるものをスーパーのレジ前で 廉く売っていた 魔が差したように「焦がしキャラメル」 一本だけ買った それが甘いものにウルサイ家人にもなかなか好評 。。。 一本128円でもう六本買った ステマではないが たしかに スタバの匂いがする / …

「人魂で行く気散じや冬の原」  北斎に倣って

ギリギリでインポートもできた らしい。。。 しばらく休んで 何を書くか考えたい

Don't Let Me Down

『My Favorite Things』 『Don't Let Me Down 』 『Satisfaction』 『All You Need Is Love』 『Hear My Train A Comin'』 『Hello, Goodbye』

戴冠する幼女/草間弥生    その後 。。

草間彌生さんが来週 文化勲章を受けることになった 八十七歳の草間彌生と昭仁天皇の奇妙な組み合わせは 想像したこともなかった 奇貨を記念して2002年8月のKW 「戴冠する幼女/草間弥生」を再録します 。。。 展観 当時ぼくは三〇歳 草間さんもまだ五〇歳…

老いた故国喪失者はディアスポラを索めて胡乱にウロウロ苦労する 。。。。

昨日の日記では 《 緊急「エクソダス」開始 。。。》として 脱出先に「アメーバブログ」をあげましたが 信頼できるある方に アメーバだけは、、、と 指摘され 超素直なぼくは 早速「はてなブログ」にも『亡命政権樹立 / 隱遁後の雲衣。』 としてここにも登録…

亡命政権樹立 / 隱遁後の雲衣。

一〇数年にわたって母港であり祖国であり 使い慣れた文房具だった「カンクウ」こと 関心空間があと三日で滅亡する 。。。 亡命先としてここを選びました 「グラッパ/古い瓶」「雲衣。」です 《 荒廃し傷んだ自然は あらゆる天然の「暴虐」となって人間存在を…

緊急「エクソダス」開始 。。。

佛教ニヒリズムと老荘アナキズムのあいだに棲む 懶惰で狷介な老怪人 極東グノーシス/デクロワッサンス温泉派も 明日で ながい長い夏休みが終わりになる小学二年生のごとく 半分ベソをかきながらも宿題に着手 亡命政権樹立の準備をはじめました。 アメーバブ…

FILSON   ANATOMICA  TODD SNYDER   SPRUCE

消滅へのカウントダウンは 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 DAYS 。。。 約束されたエグザイル/故国喪失者 ディアスポラ/脱出先の選定も エクソダス/エクスポート作業もしないまま 厚い『料理と帝国』を読んでいる 。。。 副題は「食文化の世界史 紀元前2万年から現代…

戦争の親玉:アルフレッド・ノーベルに捧げる

ホントに『朝日新聞』には馬鹿しかいない この記事をみろ 《 シンガーソングライターとしてカウンターカルチャーの旗手になってから半世紀余り。 ついにメインストリームの芸術家として世界に認められた。》 苦節六〇年かよ !!! さすがに恥ずかしいと見え…

『核戦争を待ちながら』 。。。 ベケットに倣って

A country road . A tree . Evening . 「臨戦態勢下の新解釈」 田舎道とは人の寡い道 つまり無人化を意味する 一本の木とは キノコ雲 核爆発の謂だ 夕暮れとは 世界の黄昏 人類の終焉を指している 。。。 カウントダウンが始まっている 、、、 23 22 21 2…

連休が明けるとイキナリ『気分はもう第三次世界大戦』 。。。

さすがにあまり信じたくない情報だ しかし 鑽仰すべき知性と悟性 データ収集能力と分析力をもつ知見ブログ 『カレイドスコープ』が 米国とロシアの直接対決が迫っていることを今日付けの記事にした 詳しくは読んでほしい 確かに『SPUTNIK』日本語版を読んで…

休日には華麗なる毒物を

なぜ日本人は、生まれながらの奴隷として生きていくことを選んでしまうのか、なぜ日本人は、客観的事実と向き合うことができず、病的な妄想を平気で垂れ流し人々を混乱させ続けているのか・・・ ♫ まっかな太陽 燃えている 果てない南の大空に とどろきわた…

林住亭日乗

サボア・ヴィーブルから正木春蔵の染付の中皿 二点四枚がとどいた お店の表記どおり書くと「染付八角銘々皿」と「染附 松濤文皿」 SAVOIR VIVREといえば まだアクシスビル3Fに移るまえ 六本木のテレビ朝日通りの小さなビルの中二階にあった 師走も暮れかけた…

「臨終」観察日誌

「死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。」 徒然草 一五五段 寂滅がひたひたと迫る ふとG・ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』を思う 。。。 〈新潮・現代世界の文学〉シリーズで読んだ 調べると1983年 もちろん巨匠ガブリエルは生きてい…

『終焉する航海日誌』  消滅点へ向かう遺言状として

約束されたバニシングポイントへ向かっているのは 「関心空間」だけではない ニッポン全体が消滅へ向かって走っている 。。。 ここが消えたあと たとえば 来春までには「出版恐慌」が発生するだろう 書店が次々と消え 雑誌が廃刊に追い込まれ 出版社が倒産し…

The Last Waltz

♬ 十月朔日 とうとう最期の一箇月 神無月がvanishing pointへ向けてスタートした ・ すべてはかりそめにすぎない。おぼえる者もおぼえられる者も。 骨で城がつくられ それに肉と血とが塗ってあり 老いと死と高ぶりとごまかしとがおさめられている ねえ、あん…

『入江相政日記』とサミュエル・ベケット

多木陽介の優れたベケット論 『(不)可視の監獄:サミュエル・ベケットの芸術と歴史』 読んでいると 『入江相政日記』全六巻が届いた この日記が刊行された1990年ころはまだ新聞を読んでいたから 出版時を覚えている すでに四半世紀も前である それがヤフオ…

蒼氓

《 僕等は皆 逆立ちの Dancer 押し黙ったまま ただ 踊る Step も決めず 冷えた身体 揺らすだけ 窓の外は闇 窓の外は 闇 》 山下達郎 『DANCER』 この七〇年代の名作というしかない絶唱は『SPACY』LP 試聴盤で77年に聴いてから 何度聴いても こころ動かされ…

一億人が「ルンペン•プロレタリアート」になっていく社会 。。。

いまや 日本政府は意図的に貧乏人を大量「増産」している 増やすのは まとまったカタマリとして切り離し アッサリ棄民するためである ところが ルンプロ諸君 ルンペン予備軍諸君はそれに気がつかない ルンペンどころか 笑止なことに 彼らは自分がエリートの…

「石板食堂」にて

melittaで入れるコーヒーを準備してから 石板に色チョークで その日のメニューを書き出す たとえばこんな具合 「 珈琲 野菜ジュース クロワッサン ぬか漬と茗荷の冷たい麦茶漬け 豚肉とキャベツの味噌炒め 中華風スープ 搾菜 」 「 カフェオレ プチパン V.J.…

珈琲カップのなかに無敵艦隊を視る ひとりの狂人として

プルーストのマドレーヌではないけど 今朝の珈琲時間 クラッカーにイベリコ豚のレバーパテつけて 口に運ぶうち 身震いして むかしカール五世だったことを思い出した のではない スペインがある時期 世界の覇者だったことをアナムネーシスしたのだ 。。 コロ…

『暑いからヒステリーでも勉強しよう』と植草甚一は言わなかった ケド 。。。

連日こんなに熱いと 暴飲暴食では収まらず ぼくのような温厚篤実な怪獣でも暴言を吐きたくなる / 笑。 インターネットの面白さはアレクサンドリア図書館が裸足で逃げたくなるような 生成し湧出する情報の無限さであり その完璧な玉石混交ぶりにある もちろん…

『 國 畜 論 』 「絶対愚民」形成システムに関する一考察

‥‥‥ やがて死ぬ けしきはみえず 蝉の声 ‥‥‥ おおくの人は凡庸な趣味嗜好をもち こころもとない知性と脆弱な能力のなかに生きる それが常民の実像であり 何百年あるいは千年単位で続いてきた事象である そのことにさしたる疑義はない 「騙されて生きる」 その…

イギリスにおいて画家とはならず者の謂である。

『ルシアン・フロイドとの朝食』を読んでいる 何度か西村画廊で見て 絵は知っていたが ジグムントの孫がこれほど面白い人物だとは思っていなかった 。。。 これまでに読んだ画家の伝記では フランシス・ベイコンとアルベルト・ジャコメッティが ディヴィッド…

消える壁新聞『寒心空間』として 。。。

ネットで拾った言葉から 《 ネトウヨが増えた理由は別に愛国とか関係ないんだよね 単に日本人が集団リンチを好み、陰口を叩いたり、誰かを吊るし上げて罵倒し中傷することが好きな陰湿な性格だというだけ そして意見の正しさ・間違いには関心がなく、問題を…

Back in The U.S.S.R.      CCCP ソ連邦製造のウォッカ

《 あそびをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 。。。》 ぼくは共産趣味者でもなければ 主義者でもなかったが メスカル蒐集の合間に ふと新しいあそびを見つけた いまでは考えられないが 60年代から70年代の東京には 店舗数では本格中華料理と…

古鐔と鹵簿 あるいはヨーガン•レールのシュルレアリスム

いわゆる「御料車」の歴史は大正元年に輸入された英車ディムラー 二台にはじまる 同年1912年製造の 一台はリムジン もう一方は後部にオープントップを持つランドレーだった 近現代において鹵簿とは近衛騎兵の儀仗をともなう行幸または行幸啓をさす 「天皇略…

渺茫たる恍惚   日日ふたつ 。。

陋屋に 朋 ふたつあり 書帙に痴れ 独酌に揺れる 日々は渺茫たるかな いたるところ明日の青山 茅舎に座して 墳墓の蒼きを識る 今日 寿岳文章『ブレイク論集』届く 限定三百冊の内 第105番 非売品 昭和六年十二月二十日刊 編輯兼発行者は 京都市下鴨膳部町在住…

水無月のトートバッグ

隠遁または隠棲といっても良かったし幽居 あるいは逐電 出奔 ドロップアウト なんと呼ぼうとも 四〇歳を待たずして濁世から遁走した いわば世捨て人 そのような「まつろわぬ老荘ヒッピー」「天稟ビートニク」が いまさら国家社会と俗世間を論難するのも狂逸…

花森安治とJ. D. Salinger  あるいは戦争とKurt Vonnegut 小津安二郎

汚屋敷に籠城していた九十二歳 家のなかで転倒し恵比寿の厚生中央病院に二ヶ月 一人暮らしはもう無理と若い医師に宣告され さしもの桜蔭継母も白旗を掲げる 生さぬ仲である家人が 実の孝行娘でもできないほどの奮闘を持続 新築平屋の小ぢんまりした温泉付き…

匙と靴下     Christofle or Hanes

明治二十一年のセントルイスに生まれ 半世紀前のロンドンで死んだ ある高名すぎる詩人によれば 「四月は最も残酷な月」だという その四月はおわった 。。。 だが しかし でも でも 至るところ 放射線が飛び交い 放射能が舞い散る この極東の小国では いまや…

宇宙こそ alta moda / 究極の註文服である

書痴 書狂にとって ある本の隣に何を並べるかは 美意識に関わる深刻な問題 かつ神秘的な悦びである 大型本を横位置にし載せてある棚の上に そこだけ岩波文庫が置かれた一角がある 岩波文庫 白127-1 から白127-10 まで マニアしかわからないだろうが『裏切ら…

C.G.Jung  Robert Frank  J L G   Giacometti Le Corbusier Tinguely  Klee

[Mai 68] 「68年5月革命」研究は 「ナチスドイツ」「スペイン市民戦争」とならぶ ぼくの二〇世紀研究の重要なセクション コリン・コバヤシ訳 ローラン・ジョフラン『68年5月』を読んでいて ふとこんな部分に眼が停まった 《 ルーアンのそばのルトレでは、…

象牙色の鹿皮を纏った吉田五十八

著作を通した建築家・吉田五十八との邂逅は三〇歳を少し超えたばかりだった 若かったから臆面もなくこんな風に書き残している 《 吉田五十八氏の『饒舌抄』(新建築社)を読む。徒然草に通じる面白さ。吉田五十八という人はわかってらっしゃる方だ。》『狂書…